井戸掘り現場の風景より | NGOピースウィンズ・ジャパン スーダン駐在スタッフのブログ ナイルでまいる!南スーダン“こにょこにょ”レポート

井戸掘り現場の風景より

4月末、乾期終盤と表現すべき季節である。


今年は、乾期の始まりが遅く(1月)、雨期の始まりが早い(4月)、

という援助団体泣かせの気候。


なぜかというと、スーダン南部には舗装道路がほとんど無く、

雨が降り続くと、道は泥沼と化して、

まったく車の移動ができなくなるからだ。


どの団体も、学校を作るにせよ、食糧配給をするにせよ、

井戸を掘るにせよ、車で資材を運んだり、

スタッフが村をまわったりしないことには仕事にならない。


というわけで、4月ともなると、雨期の兆しがそこここに感じられる中、

現場の仕事は緊張感を伴う綱渡りのようなスケジューリングとならざるを得ない。


さて、そんなわけで、PWJの井戸掘削現場である。

こんな感じで今乾期の28本を掘っているのだが、
NGOピースウィンズ・ジャパン スーダン駐在スタッフのブログ ナイルでまいる!南スーダン“こにょこにょ”レポート-01 drilling site

空は青いし、
NGOピースウィンズ・ジャパン スーダン駐在スタッフのブログ ナイルでまいる!南スーダン“こにょこにょ”レポート-02 sky at drilling site

コミュニティの皆さんも、わくわくしながら見に来ているし、
NGOピースウィンズ・ジャパン スーダン駐在スタッフのブログ ナイルでまいる!南スーダン“こにょこにょ”レポート-03 gallary at site

ここでがんばって仕上げないと!という気分にさせられる。


掘削チームの中には、去年の12月まで、

PWJの小学校修復事業現場で働いてくれていた人もいて、

彼などは、「今期もぜひピースウィンズと仕事がしたい!」と言って、

なんと、自前の作業着の背中に、

ピースウィンズのロゴを手書きでペイントしてきた。(しかもかなり上手)


NGOピースウィンズ・ジャパン スーダン駐在スタッフのブログ ナイルでまいる!南スーダン“こにょこにょ”レポート-04 a worker

すごい、これって「め組」とか「ハ組」って感じ…だろうか。

(エンジニア氏はこのブログでもおなじみのハタナカさんです)


そして、大型掘削機を使って地下80メートル位まで掘って、

ようやく水が出ると、翌日はポンプテスト、水質検査、台座設置作業、、、となる。


井戸が村人たちの手にわたるまで、掘削開始から約1週間~2週間、

最初のアセスメントから数えれば数ヵ月後にもなる。


最後に井戸の衛生的な使い方、メンテナンスの方法を、

井戸管理組合の皆さんに研修会で学んでもらって、

晴れて井戸のハンドオーバー(引きわたし)、となる。


NGOピースウィンズ・ジャパン スーダン駐在スタッフのブログ ナイルでまいる!南スーダン“こにょこにょ”レポート-井戸と子ども

今日からは、子どもたちも、思う存分、水を飲んで、

体をきれいに保つ水浴びもできることになる。

(ニシノ)