診療所建設に向けて
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の今年のプロジェクトの中には、
診療所の建設が入っています。
これまでの2年半でPWJが手がけた事業は、
・水分野での井戸掘削事業、
・教育分野での小学校再建事業、
・衛生分野でのトイレ建設・衛生教育普及事業、
になりますので、これに保健分野が加わることになります。
この日は、建設予定地の測量に来ました。
パリアックは、難民・国内避難民の帰還先として、
近年どんどん大きくなっているにもかかわらず、
これまでは診療所が無かったために、
約1時間かかるボーの町へ搬送するしかなく、
車が無くてすぐに手当てを受けられなかったり、
搬送の途中で亡くなってしまった方もいたそうです。
そこで、PWJが設計・建設を担当し、
現地政府が医療スタッフや薬品の供給といったマネジメントをし、
建設費はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が出す、という
共同事業が起ち上がりました。
測量を始めると、
例によって興味津々の(ある意味、ヒマだからか?とも思いますが)
時は春。ナイル川のほとりの一日は、瞬く間に過ぎていきます。
穏やかなナイルを下る小舟も、のんびりとしていて、
事業を担当するエンジニア氏は真剣そのものですが、
私は束の間、「♪春のナイルはさらさらゆくよ~」と、舟を見物していました。
近くの家には、この家の少女のワンピースでしょうか。
洗われて、風に揺れていて、ああ長閑だなあ、と思いました。
…結局、何も手伝わなくて、すみません、エンジニア。
(ニシノ)



