激流 | NGOピースウィンズ・ジャパン スーダン駐在スタッフのブログ ナイルでまいる!南スーダン“こにょこにょ”レポート

激流

新こにょこにょ2回目は変わりいく街、ジュバについて述べたいと思います。

ここ数ヶ月、ジュバに滞在していることが多いのですが私が最初に訪れた1年前と比べると色々変化があります。まず街並みですが以前は平屋の建物しかありませんでしたが、今では6-7階建てのマンションのようなものがいくつも見られるようになりました。うちの事務所の近辺もかつては荒野にポツポツと民家が建っているぐらいだったのが、今では多くの家が立ち並び、中には2階建ての家や小洒落た瓦の瀟洒な家などもあり、どうみてもうちの事務所よりいいな、というところがたくさんあります。

また道路も改善されてきており、空港から政府関係省庁が立ち並ぶ一角まではアスファルト舗装されました。それ以外の主要道路の舗装化も徐々に進んでおり随分と車の運転も楽になりました。

そのため以前だと雨が降ればどこもかしこもグチャグチャにぬかるんでいたのが、今なら問題なく移動ができます。町の中心部は。そう、実は以前からのこにょこにょ読者ならご存知かと思いますが、実はうちの事務所は中心部からやや離れており、いいようにいうと郊外の閑静な住宅地なのですが、郊外であるが故にの問題もあります。それは町の中心へ至る交差点からうちの事務所に至る道のり数キロに4ヶ所ほど難所が存在することです。

晴れている時はただの幅の広い溝程度なんですが、雨の後はそこがちっちゃな池に変わります。それでも車高の高い車なら問題なく渡れる深さなのですが問題は大雨が降っている最中です。先日、友人達と晩御飯を食べていると途中からかなりの大雨が降ってきました。小雨になるのをしばらく待ってみたものの一向に衰える気配がないので帰ることに。街中の道路も小川のようになっているところはあったものの徐行運転で普通に走ることはできたのですが、さすがに郊外の難所は水増量の激流となっていました。

車が1-2台、激流を前に止まっており、私もそこでしばらく待ったのですが、やはり止みそうにありません。夜通しそこで待ち続けるわけもいかないので、スーダンの他地域で活躍されているNGOの方から教えて頂いた「河の流れを見ず、到着点を見て進め」、という言葉と以前の赴任地リベリアで現地ドライバーが教えてくれた「河を渡る秘訣はハートの強さだ」、という言葉を胸にいざ激流の中に。とはいうもののやはり河の中でスタックしたらどうしようとびびってしまい、ついついアクセルを踏み込み過ぎ、右前輪に嫌な鈍い衝撃が。そのため第1の難関を越えられたもののこれ以上ダメージを与えたくないし、大雨の夜にタイヤを換える根性もないのでノロノロと走らざるえなくなりました。しかしそれが逆によかったのか残りの3つの難所も無事に越えていくことができました。

翌朝、車を点検するとやはり前輪はパンクしておりましたが車輪には幸運にもダメージなし。ボンネットの中も一時水浸しになったようですがエアフィルターなどにも問題なし。しかし何故か前側ナンバープレートが両端から内向きにムキッと曲がっており激流の強さを再認識しました。

ジュバの街の変遷について書くつもりだったのに話がそれてしまいましたが、結論から申しますとジュバの郊外にはまだまだ冒険がいっぱいです。今後は大雨が降ったらすぐに事務所に帰ることを教訓とします。

それでは


ビンナカ