調査にて② | NGOピースウィンズ・ジャパン スーダン駐在スタッフのブログ ナイルでまいる!南スーダン“こにょこにょ”レポート

調査にて②

今日も先週の調査である村に行ったときの話です。その村は家々が
固まっておらず、ポツポツと点在している感じの村でした。

私達が村に入って、村のチーフを探していたのですが、最初は子ども
達しかおらず、一人の子どもがチーフを呼んでくれることに。
その間、私達はサヤエンドウみたいな果実をつけている木の下で
待っていることに。
(ちなみにこの果実は食べたらレモンの味がしました)

で、残った子ども達がなにやら議論を始めたのですが、うちの
アシスタントMJに通訳してもらったら、一緒に調査に行った日本人
スタッフBが「男」か「女」かという話題で議論していたそうです。

そうこうしているうちに、村の大人たちが10人ほど(男女とも)
やってきて、井戸の必要性の調査を開始しました。インタビューすると、
「うちの村は井戸が無くて困っている」
「水は1時間半かけてナイル川まで汲みに行っている」
「川の水はきれいじゃないので、毎年コレラが発生して何人も犠牲に
なっている」
とかの情報を得ました。途中、村人たちそれぞれから「是非井戸を
建設して欲しい」ということを切実に訴えられました。
でも今回の調査は「あくまでも村々の必要性を把握するためであり、
行政の承認も得ないといけないため、決定はまだ待ってほしい」旨を
伝え、何とかはやる気持ちを抑えてもらったのでした。

で、インタビューが終わり、「じゃあ、ありがとう」といって私達が
背を向けて帰り始めた時の事、後ろの村人達全員でなにか真剣に大声で
議論を始めました。
私は、てっきり、「井戸の建設場所をどこにするか」といったことで
村人同士で議論が始まったのかと思ったのですが、うちのアシスタント
MJに聞いたところ、
「あの日本人Bは、男か女か、で議論し始めた・・・」
とのこと。

どうやら、この村では井戸よりも、日本人Bの性別のほうが重要な
関心事だったようです。





アシスタントMJと日本人スタッフB。(写真提供:日本人スタッフN)

(ちなみに、写真のとおり、日本人スタッフBは普通に「男」です。
でも、こっちでは、議論の分かれるところなんですかね・・・。)


では、今日はこの辺で。



ミョウジョウ