天気雨
晴れているのに雨が降っている状態のことを、なんと言いますか?
私の出身の地方(福井)では、「きつねの嫁入り」と言っていて、てっきり
方言だと思っていたのですが、Borに駐在する他の日本人スタッフの
出身地の奈良や山梨でも「きつねの嫁入り」というそうで。全国的だった
んですね。
今日はインターネットが不調で、「きつねの嫁入り」の語源を
調べられなかったのですが、調べたら面白いかもしれないです。
というのも、
実は、南スーダンでは、晴れているのに雨が降る状態のことを、
「ハイエナの出産」というそうです。
(ちなみに昔ケニア人の友人から聞いたのは、「ハイエナの結婚」と
いうものでした。)
ハイエナのいない日本では、それにちょっと似た「きつね」が使われ、しかも
「嫁入り」と「出産」と関連しているし、実に興味深いです。
現代人には、どうしてその状態が「きつねの嫁入り」や「ハイエナの出産」
に繫がるのか、想像できないのに、こんなに遠く離れたところで、似たような
言い回しが使われてるって、不思議な感じがします。
遠い昔、元々はアフリカで使われていた言い回しが、中東やアジアを経て
日本に届いたかも、いやいや、元々アフリカ人も日本人も先祖は同じだった
かも、なんて想像してみました。
そういえば、昔CMで「人類みな兄弟」ってのがありましたね。
では、今日はこの辺で。
ミョウジョウ