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コンゴ民主共和国 エボラ出血熱か 15人死亡 WHOが緊急対応

 

アフリカ中部のコンゴ民主共和国の保健当局は、これまでに28人がエボラ出血熱に感染した疑いがあり、15人が死亡したと発表しました。WHO=世界保健機関は、感染の拡大を防ぐため緊急の対応チームを現地に派遣しています。

コンゴ民主共和国の保健当局は4日に記者会見を開き、中部のカサイ地域でこれまでに28人がエボラ出血熱に感染した疑いがあり、15人が死亡したと発表しました。

保健当局やロイター通信によりますと、先月、女性が発熱や吐血などの症状で入院し死亡したということで、その後、女性の治療にあたった複数の医療従事者に同じ症状がみられ、感染の拡大が確認されたということです。

WHOは、感染の拡大を防ぐため緊急の対応チームを現地に派遣しているほか、医療物資や検査機器を輸送しているということです。

コンゴ民主共和国では2018年から2020年にかけてもエボラ出血熱が流行し、感染の疑いがある人も含めて2000人以上が死亡し、WHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言していました。

 

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