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2025年7月11日 13時30分東京新聞

同僚の現金を繰り返し盗んだか 警視庁、下谷署巡査部長を書類送検 更衣室ロッカー内から計8万円以上

 

警視庁下谷署の地域課に所属する40代の男性巡査部長が、職場で同僚から繰り返し現金を盗んでいたことが、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は11日、窃盗の疑いで巡査部長を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にした。巡査部長は同日、依願退職した。

同僚の現金を繰り返し盗んだか 警視庁、下谷署巡査部長を書類送検 更衣室ロッカー内から計8万円以上:東京新聞デジタル

 

 

◆警視庁で業務中の窃盗事件相次ぐ

 捜査関係者によると、巡査部長は今年1月から5月にかけ、署内の更衣室で、ロッカー内の同僚の財布から十数回にわたって計8万円以上を盗んだという。容疑を認め、すでに盗んだ金は弁済したという。

 

 書類送検容疑では、5月上旬、署内のロッカーの同僚の財布から1000円を盗み取ったとされる。

 

 更衣室で現金が盗まれている疑いが浮上し、設置されたカメラに、男性が盗んでいる様子が写っていたことで発覚した。

 

 警視庁では今年、警察官の業務中の窃盗事件が相次いで発覚している。

 

 3月には蒲田署の巡査部長=懲戒免職=を、変死事案として捜査した男性宅から現金3000万円を盗んだ疑いで逮捕。

 

5~6月には捜査中の火災現場で現金計約600万円を盗んだとして、捜査1課の警部を2回逮捕。

 

6月27日にも新宿署員と高尾署員=いずれも懲戒免職=を、それぞれ臨場した現場から現金を盗んだ容疑で書類送検した。(米田怜央)

 

 

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2025年7月11日 17時28分 東京新聞

勤務中に警視庁本部の倉庫で性的な行為…20代の男性事務官と女性事務官を懲戒処分 聞き取りに対し2人は

 

 

 警察庁の地方機関「東京都警察情報通信部」(都通/とつう)は11日、勤務時間中に職場で性的な行為をしたとして、いずれも通信庶務部の男性事務官(24)と女性事務官(25)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。2人は同日、依願退職した。

警察庁が入る中央合同庁舎第2号館(資料写真)

 都通によると、2人は昨年12月ごろから今年5月ごろにかけ、警視庁本部庁舎内にある倉庫で、6回にわたって性的な行為をした。聞き取りに「公務員としての認識が甘かった」と話している。

 都通は警察無線の維持管理などを担う組織で、2人は会計担当だった。女性事務官が職場の人間関係を上司に相談する中で発覚した。(米田怜央)

 

勤務中に警視庁本部の倉庫で性的な行為…20代の男性事務官と女性事務官を懲戒処分 聞き取りに対し2人は:東京新聞デジタル