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 事件

野村証券 元社員の強盗殺人未遂事件受け営業の管理強化発表

野村証券に勤めていた社員が、広島市で80代の夫婦に睡眠作用のある薬物を飲ませて住宅に火をつけたうえ、現金を奪ったとして逮捕されたことを受け、会社は6日に、営業部門の社員が顧客の自宅を訪問するときのルールを新たに設けるなど、営業現場の管理を強化すると発表しました。

野村証券に勤めていた神奈川県葉山町の無職、梶原優星容疑者(29)は、ことし7月、広島市西区で80代の夫婦に睡眠作用のある薬物を飲ませて、意識もうろうの状態にさせたうえ、住宅に火をつけて、現金およそ2600万円を奪ったとして強盗殺人未遂と放火の疑いで10月に逮捕されました。

野村証券は、ことし8月に懲戒解雇しています。

これについて会社は、当面の措置として、営業部門の社員が顧客の自宅を訪問するときには上司の事前承認を必要とするなど、新たなルールを導入したと明らかにしました。

また、社員が営業する際は、訪問先や内容などのモニタリングを強化するなど、営業現場の管理をこれまでより強化するとしています。

野村証券は「被害にあわれたお客様や関係するすべての皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしていることを深くおわび申し上げます。引き続き警察の捜査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。

 

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