朝日新聞社「オール沖縄」と自民引き分け

 沖縄4選挙区は、立憲、共産、社民いずれかの公認で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する政治勢力「オール沖縄」が推す候補が、自民候補と2議席ずつを分け合った。前回同様、1、2区で共産と社民の各候補が当選を確実にし、両党とも全国唯一だった小選挙区議席を守った。

 

当選確実の報道を受け万歳する赤嶺政賢氏(左)=2024年10月27日午後11時36分、那覇市内の事務所、棚橋咲月撮影

 いずれの選挙区も、最大の対立軸は辺野古移設の是非。政府が知事に代わり設計変更を承認する「代執行」に踏みきり、辺野古北側の埋め立てに本格着工する中で迎えた初の国政選挙だった。

 オール沖縄は2014年衆院選で全勝、17年は3勝1敗、21年は2勝2敗だった。

 

「オール沖縄」と自民引き分け 共産と社民は唯一の選挙区死守 沖縄

 

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埼玉5区で枝野幸男氏に敗れた牧原秀樹法相、落選確実に 比例復活も果たせず

牧原秀樹法相

27日に投開票が行われた衆院選で、埼玉5区の自民党前職、牧原秀樹法相の落選が確実となった。小選挙区で立憲民主党元代表の前職、枝野幸男氏に敗れたのに続き、重複立候補していた比例代表北関東ブロックでも復活できなかった。 

 

牧原氏は初めて衆院選に挑んだ平成17年から令和3年の前回選挙まで、枝野氏に小選挙区で6連敗。このうち平成21年も、比例での復活当選も果たせなかった。

 

埼玉5区で枝野幸男氏に敗れた牧原秀樹法相、落選確実に 比例復活も果たせず(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

 

二階俊博氏の三男・伸康氏の落選が確実に 保守分裂の和歌山2区で敗れ、比例復活もならず

 

27日に投開票が行われた衆院選で、和歌山2区の自民党新人、二階伸康氏の落選が確実となった。保守分裂選挙となった同区では、自民離党後に参院からくら替え出馬した世耕弘成氏の当選が確実に。二階氏は重複立候補していた比例代表近畿ブロックでも復活当選できなかった。

 

二階氏は党幹事長を歴代で最も長く務めた俊博氏の三男。俊博氏は派閥パーティー収入不記載事件で秘書の有罪が確定したことなどを受け、今年3月に次期衆院選への不出馬を表明。二階氏は5月に後継として立候補することを表明したが、俊博氏が13期連続で守ってきた議席を失うことになった。

二階俊博氏の三男・伸康氏の落選が確実に 保守分裂の和歌山2区で敗れ、比例復活もならず(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

甘利氏が、下村氏が、高木氏が… 自民大物議員が続々落選 衆院選

 

27日に投開票が行われた衆院選では、自民党の大物議員の落選が相次いでいる。神奈川20区の自民党前職、甘利明氏=公明推薦=は75歳で党の内規による「73歳定年制」のため、比例代表との重複立候補をせず、落選が確実となった。

東京11区の無所属前職、下村博文氏も落選確実となったほか、福井2区の無所属前職、高木毅氏も落選が確実となった。

また、東京7区の自民党新人で元五輪相の丸川珠代氏の落選が確実となった。

このほか、鹿児島3区の自民党前職、小里泰弘農林水産相=公明推薦=も小選挙区での敗北が確実に。埼玉5区の自民党前職、牧原秀樹法相も小選挙区での敗北が確実となった。