政府の不作為は重罰科すべき犯罪だ!
市内では災害関連死を含め18人が犠牲になり、長沼、豊野両地区で住宅の全壊は1千世帯を超えた!
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犠牲者を追悼、長野市の長沼地区と豊野地区 千曲川堤防決壊から5年「まだまだ課題ある」
2019年10月の台風19号災害で長野市穂保の千曲川堤防が決壊してから5年となった13日、ともに甚大な被害が出た長沼地区と隣接の豊野地区で犠牲者を追悼する催しがあった。
長沼地区では正午過ぎ、住民ら20人余が堤防決壊現場近くで黙とう。
災害が起きても被害を減らし、犠牲者を出さない地域づくりへ歩み続ける決意を新たにした。
市内では災害関連死を含め18人が犠牲になり、長沼、豊野両地区で住宅の全壊は1千世帯を超えた。
「まだまだ地域には課題がある。しっかりと向き合っていきたい」。
長沼地区住民自治協議会の松原秀司会長(63)は、この5年の歩みをかみしめるように語った。
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長野県
長野 豊野地区 千曲川の堤防決壊から5年 記憶語り継ぐ集い開催
台風による大雨で千曲川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害が起きてから5年となる、13日、被災した長野市豊野地区では、災害の記憶を語り継ぐ集いが開かれました。
5年前の台風19号による災害で、住宅477棟が全壊するなど大きな被害を受けた長野市豊野地区では、住民らが、毎年、災害の記憶を語り継ぐ集いを開いています。
13日は、ことし8月に完成した豊野防災交流センターにおよそ80人が集まり、災害関連死を含めて県内で亡くなった24人の犠牲者に黙とうをささげました。
つづいて被災者を代表して倉田圭司さんが「自分が被災するとは思っていなかった。大切な人を同じ目に遭わせないためにも『きっと大丈夫だろう』という思いはだめだと心にとどめておきたい」と話しました。
また、豊野中学校の生徒たちは「災害はいつ起こるか分からないので常に備えておきたい。どんなときも助け合えるように地域の交流を深めていきたい」と決意を述べました。
参加した60代の女性は「5年がたって地域でどこが浸水したのかわからなくなっている。日常的に語り継げるものが必要だと思う」と話していました。