アイスランド南西部で火山噴火、昨年12月以降6度目 影響限定的
By ロイター編集
アイスランド南西部レイキャネス半島の火山が8月22日に噴火し、溶岩が流れ出し噴煙が上がっている。昨年12月以降6度目となる。写真は3月16日時の噴火の様子。同国当局の提供写真(2024年 ロイター)
[コペンハーゲン 22日 ロイター] - アイスランド南西部レイキャネス半島の火山が22日に噴火し、溶岩が流れ出し噴煙が上がっている。昨年12月以降6度目となる。
同国外務省によると、影響は局所的で噴火現場付近の地域に限られている。生命に危険はなく、付近の住民は避難している。
気象当局によると、溶岩の流れは付近の漁師町グリンダビークには向かっていない。グリンダビークの約4000人の住民は昨年11月以降、ほとんどが避難している。
レイキャネス半島では、地下にマグマが蓄積していることが調査で示されており、新たな火山活動が警告されていた。
直近の噴火は6月22日まで24日間続いていた。
首都レイキャビクのケプラヴィーク空港のウェブサイトによると、航空便に影響は出ていない。
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2024年8月23日 08時38分 (共同通信)
アイスランドで噴火 昨年12月以降6回目
【ロンドン共同】アイスランド気象当局は22日、南西部レイキャネス半島で火山が噴火したと発表した。昨年12月の噴火以降、6回目。気象当局の観測カメラには溶岩流が広がる様子が映っていた。
アイスランドは世界有数の火山国。2010年にも噴火があり、火山灰の影響で欧州の航空網がまひした。