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AP

表面上は平静を保つダッカ 全土でインターネットは遮断

 

ダッカ、バングラデシュ、7月23日 (AP) ― バングラデシュ全土でインターネットが遮断されて5日目となる7月22日、政府はこの日を休日とした。

 

  暴力的な抗議デモを引き起こした政府職の割当制度を縮小するという裁判所の判断が下された結果、首都は表面上は平静を保っている。

 

  数日前から外出禁止令が発令され、首都やその他の地域を兵士がパトロールしているのが目撃されている。

 

  政府職の割当制度を巡って、これに反対する学生を中心としたデモ隊と治安部隊の度重なる衝突で、地元の4紙によれば、100人前後が死亡した。

  最高裁は21日、政府職の93%を実力主義で割り当てるよう命じ、残りの7%を独立戦争で戦った退役軍人の親族やその他のカテゴリーに残すとする判断を下したが、それ以降首都は平静を保っている。

 

  連日の抗議デモは、主要野党がボイコットした1月の選挙でハシナ首相が4期連続の勝利を収めて以来、バングラデシュ政府にとって最も深刻な挑戦となっていた。

 

  その結果、大学は閉鎖され、インターネットは遮断され、国民は自宅待機を命じられている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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