裏金があったのに処分がなかった議員ら
(、金額は不記載額)
▼現職議員
二階俊博 3526万円(衆院和歌山3区)
根本幸典 420万円(衆院愛知15区)
西田昌司 411万円(参院京都選挙区)
石井正弘 378万円(参院岡山選挙区)
義家弘介 369万円(衆院比例南関東)
若林健太 368万円(衆院長野1区)
亀岡偉民 348万円(衆院比例東北)
上野通子 318万円(参院栃木選挙区)
上杉謙太郎 309万円(衆院比例東北)
佐藤啓 306万円(参院奈良選挙区)
森雅子 282万円(参院福島選挙区)
鈴木英敬 280万円(衆院三重4区)
江島潔 280万円(参院山口選挙区)
赤池誠章 268万円(参院比例)
吉川有美 240万円(参院三重選挙区)
木村次郎 236万円(衆院青森3区)
青山周平 230万円(衆院比例東海)
太田房江 214万円(参院大阪選挙区)
松川るい 204万円(参院大阪選挙区)
稲田朋美 196万円(衆院福井1区)
谷川とむ 188万円(衆院比例近畿)
佐々木紀 184万円(衆院石川2区)
井上義行 178万円(参院比例)
井原巧 168万円(衆院愛媛3区)
宮内秀樹 161万円(衆院福岡4区)
宮沢博行 132万円(衆院比例東海)
北村経夫 118万円(参院山口選挙区)
長峯誠 116万円(参院宮崎選挙区)
野上浩太郎 100万円(参院富山選挙区)
福田達夫 98万円(衆院群馬4区)
越智隆雄 84万円(衆院比例東京)
衛藤晟一 80万円(参院比例)
山田美樹 76万円(衆院東京1区)
小森卓郎 70万円(衆院石川1区)
田畑裕明 68万円(衆院富山1区)
鈴木淳司 60万円(衆院愛知7区)
酒井庸行 58万円(参院愛知選挙区)
山本順三 58万円(参院愛媛選挙区)
石田昌宏 26万円(参院比例)
高橋はるみ 22万円(参院北海道選挙区)
藤原崇 14万円(衆院岩手3区)
宮下一郎 12万円(衆院長野5区)
加藤竜祥 10万円(衆院長崎2区)
山崎正昭  4万円(参院福井選挙区)
▼選挙区支部長
今村洋史 220万円
加納陽之助 40万円

 

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自民二階派、虚偽記入認める方針 19日の初公判で元会計責任者

 

政治資金パーティー事件の構図

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で在宅起訴された二階派の元会計責任者永井等被告(70)が13日までに取材に応じ、東京地裁で19日に開かれる初公判で起訴内容を全面的に認める方針を明らかにした。被告は「悪いことだと思っていなかったが、ルール違反ならしょうがない」と語った。 

 

【写真】政治テロ、本当にある? 「連座制」後ろ向きの理由

 二階派では、パーティー券の販売ノルマ超過分を政治資金収支報告書の収入に記載せず、議員側に還流していた。起訴状によると、2018~22年分の政治団体「志帥会」(二階派)の収支報告書に収入と支出を実際より計約3億8千万円少なく記入したとしている。  被告は取材に「どうせ(議員側に超過分を)返すから書かなかった。経理の経験もなかった。派閥の金に手を出したわけではない」と釈明。「(初公判では)検察に話した通りに話します」とも述べた。 

 

 二階派を巡っては、二階俊博元幹事長が代表の政治団体の当時の職員で二階氏の秘書(56)が、1月に同法違反罪で罰金100万円などの略式命令を受け、確定している