西日本新聞
【速報】福岡県議の南アフリカやドバイ視察、公費支出は2500万円の見込み 県議会が公表
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福岡県議会 海外視察ルールの見直し検討へ 透明性問題視受け
福岡県議会議員の海外視察をめぐり、報告書の公表が義務づけられていないなど透明性を問題視する指摘が出ていることを踏まえ、県議会は近く各会派によるプロジェクトチームで海外視察のルールの見直しについて検討を始める方針であることが関係者への取材で分かりました。
福岡県議会では4月11日から19日にかけて議員や職員21人が南アフリカや中東のUAE=アラブ首長国連邦のドバイなどを訪問し、このうち10人分の費用は公費でまかなわれましたが、視察後の報告書の作成が義務づけられていないなど透明性を問題視する指摘が出ています。
これを受けて県議会は近く議会改革について協議する各会派のプロジェクトチームで報告書の作成など海外視察のルールの見直しについて検討を始める方針であることが関係者への取材で分かりました。
こうした方針は30日開かれる県議会の代表者会議に諮られる見通しです。
福岡県議会議員の海外視察をめぐっては、服部知事が公費を使った出張であれば、積極的に公表に取り組むことが望ましいとして5月10日に県議会の香原議長に対して議会として主体的に改善を図るよう申し入れていました。