◆ああ、まただ…
もう、何というか情けねえ
三木義一(青学大名誉教授)
「ご隠居、なにか浮かない顔を?」
「八っつあんも私も国会議員だとしよう。私が自分の後援会に寄附
「せこすぎますぜ。寄附じゃねえですよ」
「だよな。だから、私がお前さんの後援会に寄附をして、同額をお
が私の後援会に寄附してくれたらどうだい」
「超せこくないですか?庶民を馬鹿にするのもいい加減にしろ!」
「そうだよの~。だから、これらは『特別の利益があるものへの寄
「それでようやくクリーンになった?」
「いや、いや、まだ残っていた。
自分が代表になっている政党支部
政党支部だから、自分だけの利益には必ずしもならねえ、
「で、その支部から援助されたら、同じでぇ」
「そうだの、だから
「
「いやはや、なんとも浅ましいの~。これが国会議員だそうだ。あ
(5月30日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」)