「北千葉道路建設問題」のその後は?????

「県民や経済界が期待する重要な道路」か?❕❕❕❕❕❕❕❕❕

 

県北千葉道路建設を巡る贈収賄事件を受け、熊谷俊人知事は11日の定例会見で、外部有識者による第三者委員会を近く立ち上げて事件の背景や課題の検証を実施すると発表した。

 

公共工事の発注が多い部局に利害関係者との会食の自粛を指示したことも明かした。

 

 第三者委員会は、2017年度の官製談合防止法違反事件を契機に制定された県職員倫理条例を基にした過去の再発防止の取り組みも検証する。

 

同条例では、職員が利害関係のある事業者から金銭、物品、供応接待を受けることを禁止する他、ともに飲食する場合は届け出る制度などを定める。

 熊谷知事は「対策を強化する」と明言。

北千葉道路建設について「県民や経済界が期待する重要な道路で整備に遅れがあってはならない。体制を立て直して工事は着実に進める」と強調した。

 

 

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内装まるで高級クラブ…県庁の至近に「接待用マンション」確保か 北千葉道路汚職で逮捕の竹内建設社長

2024年1月12日 08時12分

 

送検のため千葉南署を出る白藤徹容疑者(右)=千葉市緑区で

 千葉県発注の道路工事を巡る汚職事件で、贈賄容疑で逮捕された印西市の「竹内建設」社長、竹内一雅容疑者(51)=千葉市中央区=が、同区市場町2に個人で所有するマンションの一室を改装し、接待用の空間として使用していた疑いがあることが、捜査関係者への取材で分かった。(吉田拓海、小川直人)

 

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40万円相当のコンパニオンによる接待+現金20万円で便宜図ったか 北千葉道路建設事務所長らを逮捕


 同容疑者とともに、県警は11日、収賄容疑で逮捕された県北千葉道路建設事務所長の白藤徹容疑者(54)=千葉市緑区=を送検した。白藤容疑者は、2023年4~10月ごろ、竹内容疑者から複数回に分けて、現金計20万円や総額40万円相当のコンパニオンによる接待を受けたとされる。

 マンションは、県庁から直線距離で約60メートルの場所にあり、地上13階建て。竹内容疑者は、自宅とは別に高級クラブのような内装の1室を所有し、大型のソファやテーブルを設置していたという。県警は、この部屋で接待を繰り返していたとみている。

 また、竹内建設が受注した成田市馬場の北千葉道路の関連工事の入札では、県の工事価格の基準となる「調査基準価格」の最低基準をわずか約1万円上回る1億1101万2000円で応札し、落札していた。県警は、白藤容疑者が入札情報を漏えいした可能性もあるとみて調べている。

◆背景や課題検証 第三者委設置へ 知事、会食の自粛指示

 県北千葉道路建設を巡る贈収賄事件を受け、熊谷俊人知事は11日の定例会見で、外部有識者による第三者委員会を近く立ち上げて事件の背景や課題の検証を実施すると発表した。公共工事の発注が多い部局に利害関係者との会食の自粛を指示したことも明かした。

 第三者委員会は、2017年度の官製談合防止法違反事件を契機に制定された県職員倫理条例を基にした過去の再発防止の取り組みも検証する。同条例では、職員が利害関係のある事業者から金銭、物品、供応接待を受けることを禁止する他、ともに飲食する場合は届け出る制度などを定める。

 熊谷知事は「対策を強化する」と明言。北千葉道路建設について「県民や経済界が期待する重要な道路で整備に遅れがあってはならない。体制を立て直して工事は着実に進める」と強調した。

 

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