<旭川>反原発訴え続け10年超 荒康子さん(84)

旭川市の平和通買物公園で、毎週金曜にプラカードを掲げるなどして反原発を訴える活動を10年以上続ける。街頭での訴えは600回を超えた。
「地道な活動だが、原発回帰の政策が変わる契機になれば」と話す
 現役時代は旭川で看護師として働いた。人の命や安全に関心が高く、東京電力福島第一原発事故で「国が推進してきた原発はクリーンなエネルギーではない」と確信した。
 2012年に活動が始まった当初、30人集まっていた参加者は高齢化などで今は10人ほどに。自身も80歳を過ぎ、いつまで続けられるか不安に思うこともある。
 でも「継続していれば何かが変わるかもしれない」。
 そんな思いで今週も街頭に立つ。      (5月8日「北海道新聞」より)

https://www.47news.jp/10892867.html