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 株価・為替 NHK

円相場(外国為替市場) 一時1ドル=160円台に値下がり 34年ぶり

週明け、29日の外国為替市場では、円安が一段と加速し、円相場は一時1ドル=160円台まで値下がりしました。1ドル=160円台となるのは1990年4月以来、34年ぶりです。

29日は日本では祝日ですが、海外の外国為替市場では通常通り取り引きが行われています。

円相場は先週26日のニューヨーク市場で1ドル=158円台半ばまで値下がりしましたが、29日のアジアの外国為替市場では、この流れを受けて円売りの動きが強まりました。

円相場は日本時間の午前10時半すぎ、1990年4月以来、34年ぶりに一時、1ドル=160円台まで値下がりしました。

その後は、円を買い戻す動きも出ています。

急速に円安が進む中、市場では日本政府・日銀が円安に歯止めをかけるために市場介入に踏み切るかどうかに関心が集まっています。

市場関係者は「週明けのアジア市場は日本が祝日で市場参加者が少ないこともあり、急激に円安が進んだ。160円台をつけたことで日本政府・日銀による市場介入への警戒感はこれまで以上に強まっている。市場では、日銀の植田総裁が先週、金融政策を決める会合のあとの会見で円安を強くけん制しなかったと受け止められている」と話しています。

アメリカではFRB=連邦準備制度理事会の利下げが遅れるとの見方も広がっていて、日米の金利差が意識され円安の動きに歯止めがからない状態となっています。

 

 

 

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 発信地:ミラノ/イタリア

セリエA初、全員女性の審判団が試合担当

23-24イタリア・セリエA第34節、インテル対トリノ。試合を担当する審判団の(左から)ティツィアナ・トラシャッティ副審、マリア・ソーレ・フェリエリ・カプーティ主審、フランチェスカ・ディ・モンテ副審(2024年4月28日撮影)。(c)Piero CRUCIATTI/ AFP

 

【4月29日 AFP】28日に行われた23-24イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)対トリノ(Torino FC)戦で、同リーグ史上初めて全員女性の審判団が試合を裁いた。

 試合を担当したのはマリア・ソーレ・フェリエリ・カプーティ(Maria Sole Ferrieri Caputi)主審と副審のティツィアナ・トラシャッティ(Tiziana Trasciatti)氏、フランチェスカ・ディ・モンテ(Francesca Di Monte)氏の3人。

 

 3人は忙しい90分を送り、49分にはヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)にファウルを犯したトリノのアドリアン・タメズ(Adrien Tameze)に対し、フェリエリ・カプーティ主審がピッチ脇のモニターで確認した末に退場を宣告すると、さらにマルクス・テュラム(Marcus Thuram)を倒したトリノのマッテオ・ロバート(Matteo Lovato)のプレーにPKの判定を下した。

 2022年にデビューし、これがセリエA10戦目となるフェリエリ・カプーティ主審は冷静に試合をコントロールした。3人はすでに2022年のセリエBの試合と、2023年1月に行われたイタリア杯(Italian Cup 2022-23)のナポリ(SSC Napoli)対クレモネーゼ(US Cremonese)戦で一緒に試合を担当していた。

 試合は前節に優勝を決めたインテルがハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)の2ゴールで2-0の勝利を収めた。(c)AFP

 

 

 

 

AFP

ルーブル美術館でフィットネス パリ五輪関連イベント

【4月29日 AFP】パリ五輪の開幕まで100日を切り、フランス・パリにあるルーブル美術館(Louvre Museum)では、文化とスポーツの融合をテーマにした企画展が始まり、ヨガなどのフィットネスを楽しみながら館内を巡るイベントが同時に開催されている。

  ルーブル美術館で始まった企画展「オリンピズム(Olympism)」では、近代五輪が誕生した背景などを知ることができる。 

 この企画展に合わせて、美術館の開館前にさまざまなフィットネスをしながら少人数のグループで館内を巡るイベントも期間限定で実施されている。振付師のメディ・ケルクシュ(Mehdi Kerkouche)氏がこの企画を担当した。 

 ケルクシュ氏はイベントについて「ワクワクするような貴重な機会。体験した人にとっては宝物のような思い出になるでしょう」と話した。 

 映像は23日撮影。(c)AFPBB News