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【異常気象】“町の7割”浸水被害も 専門家が警鐘“ペンギン絶滅のおそれ”

大洪水の後も大雨の被害です。

 

 ■“強風で人が飛ぶ”洪水後も荒天続く 

 

 悲鳴とともに町に響く雷鳴。先週から大気が不安定となっている中国・広東省。荒れた天気が続いています。

 

  釣り堀で撮影された映像。強風のなか、テントが飛ばされないよう押さえる男性。しかし、風にあおられ画面の外へ。気になる男性の行方ですが、無事、元通りに着地。けがはなかったとのことです。 

 

 大雨による被害は南米でも起きています。パラグアイ中部の町・リンピオ。カメラを道路脇に向けると、そこには水浸しとなった町が。 

 

 この日、上空をゆっくりと雷雲が通過。もたらされた雨によって町の70%以上が浸水したといいます。 

 

■専門家が警鐘“ペンギン絶滅のおそれ”

 

  北欧は冬に逆戻り…。

 

季節外れの雪が降り、“一面の銀世界”となったのはフィンランド。

 

首都近郊では28センチの積雪となり、路面電車もストップ。

 

  北欧とはいえ、4月半ばを過ぎての雪に現地では「異例の事態だ」と困惑の声が上がっています。

 

  世界中で起きている異常気象。気候変動の影響は南極にも及んでいます。

 

 英国南極研究所 ピーター・フレットウェル氏 「ペンギンたちにとって、良くない未来が待っています」 

 

 イギリスの研究機関の発表では、去年、地球温暖化によって南極の海上にある氷が大幅に溶け、コウテイペンギンの繁殖地の5分の1が消滅。数万羽のひなが死んだ可能性があるといいます。

 

  そして、このままの状況が続けば最悪の事態を迎えると警告しました。 ピーター・フレットウェル氏 「温暖化を止めることができなければ、コウテイペンギンはこの星の中で最初に絶滅を迎える種の一つになる」

テレビ朝日