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円安加速、街の100円店襲う「経営立ち行かない」。タイ移住の日本人夫婦も悲鳴

あらゆるものの値上げが続くなか円安が再加速し、庶民の味方である100円ショップにも影響が出始めています。

 

  【画像】品揃え減少、サイズも小さく…海外製造があだに。

■「100均」大打撃…種類が減少、サイズも小さく

街の人(80) 「(Q.昔から100円ショップに?)20年前から来ている。メモ用紙とか、ジュースも買っているよ」 街の人(58) 「乾電池とかさ、今も100円で買える物がいっぱいあるじゃない。そういう物をちょこっと」  値上げが相次ぐなかで、食品から生活用品までお得に購入することができる100円ショップ。物価高でも変わらない庶民の救世主…のはずでしたが、異変が起きています。 100円ショップ越後屋 坂井一彦さん(69) 「これだけですよ、これだけ。このサイズは他にないと思う。100円で売っている所はないと思う」 「(Q.今まではもう少しあった?)もっといっぱいあった、全部下まで」

 

  壁一面にカップ麺が置かれていたというコーナー。今は下半分に、ポリ袋が陳列されています。さらに他の商品も…。 坂井さん 「プラスチックの手提げ(容器)。これの大きいやつが、そういう系統はなくなっていますね。折り紙ケースくらいしかない。CDケースとか前はあったんですけど、小物入れ」 「(Q.100円じゃきかなくなっている?)できないんですよね」 

 

 100円にこだわり続けて25年。海外で製造する商品が多いため、この円安で大打撃を受けています。 坂井さん 「(製造元が)中国から東南アジアに進んでいってますから、円安っていうのは原材料費が高騰してる以上厳しいのかな。どんどん値上げが続いていますね」

 

  魚などたくさんの種類があった缶詰は、今やあずきのみ。老眼鏡の種類も減りました。客の意識にも変化があるといいます。 坂井さん 「お客さんが食品(の値段)が上がっているから、買い控えしちゃうんで、不要な物は買わないような感じ。これ以上厳しくなったら、やっぱりできないというか」 「(Q.経営自体?)やめると思います」

 

  もはや経営が成り立たなくなるほどの円安です・・・