ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
読売新聞
トランプ氏、「法廷で威圧は許されない」と警告受ける…「不倫口止め料不正」の陪審員決まる
【ニューヨーク=山本貴徳】米国のトランプ前大統領(77)が不倫の口止め料を不正に処理したとされる刑事裁判で、有罪か無罪かを判断する12人の陪審員が19日までに決まった。ニューヨーク州の裁判所は22日から冒頭陳述を行い、審理を本格化させる。
ロイター通信などによると、12人の内訳は男性7人、女性5人で、職業は陪審員や弁護士、ソフトウェアエンジニア、教員などだった。
陪審員の条件は、裁判所のあるマンハッタンに住む18歳以上の米国市民。判事や検察側、トランプ氏側が無作為に集めた数百人から絞り込んだ。マンハッタンは民主党支持者が多く、トランプ氏に公正・公平な態度をとれないと申告した人は免除された。
トランプ氏は、陪審員選任手続きに被告として毎回出廷した。手続き中に発言したトランプ氏に対し、判事が「法廷で陪審員を威圧することは許されない」と警告する一幕もあった。