17日午後11時すぎに発生した豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震。その2時間後、気象庁が18日午前1時10分から開いた記者会見も、地震調査委員会も、おかしい!

 

気象庁は国民の知る権利を保障し市民が納得する合理的な説明をしなさい!

 

マグニチュードが、わずか0.2しか違わないのに!

 

本当に震度”6弱”だった?

 

 

「南海トラフ地震が起きる可能性がふだんと比べて高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」

 

「豊後水道では今も活発な地震活動が続いているとした一方、現時点では周辺で地殻変動の観測データなどに顕著な変化は確認されていないと指摘」

 

 

 

4/19(金) 6:35日テレNEWS NNN

一番、津波を心配した」最大震度6弱…被害各地で 土砂崩れで孤立も 南海トラフは…

17日夜、愛媛県と高知県で最大震度6弱の地震がありました。この地震で少なくとも10人がケガをしたほか、落石や倒木で一時、道がふさがれるなどの影響が出ました。     ◇

 

 

17日夜の地震から一夜あけ、被害の大きさが明らかに。 震度6弱の揺れに襲われた、高知県宿毛市では… 記者 「建物の瓦が下に落ちています。そして上を見ると、落ちかけた瓦が釣り下がっている状況で、非常に危険です」 宿毛市民 「船に乗ってるという感じですね。びっくりしました。一番、津波を心配しましたからね」

 

 

高知県梼原町では、土砂崩れが発生。道路が通れなくなり、5世帯10人が一時、孤立状態になりました。 震度5強を観測した愛媛県宇和島市の飲食店では…厨房のテーブルや床が、割れた食器で埋め尽くされていました。 ――何枚くらい(割れた)? 店を営む 松島陽子さん 「300枚以上。10年以上前から徐々にそろえているものもありますし、(開店)当初から置いているものもあります」

 

 

実は、松島さんは先月…。 店を営む 松島陽子さん 「3月末に、能登に支援に行ってきたところで。備えられるところは、備えた方がいいなというのは実際に思いました」 ――(備えていた方がいいと)考えていた矢先に? 店を営む 松島陽子さん 「そうですね」

 

 

震度5弱を観測した愛媛県大洲市では、断水が発生しました。 大洲市民 「(水が)出ません」 ――いつから(水が出ない)? 大洲市民 「地震が起きてすぐ」 市から、飲料水が提供されましたが… ――早く元通りになってほしい? 大洲市民 「そうですね、やっぱり水が一番大切だから」 この地震の影響で、愛媛県ではこれまでに7人がケガをし、高知県では男性1人が救急搬送。また、大分県でも2人が軽いケガをしたということです。

 

 

実は、高知県と愛媛県で震度6弱以上が観測されたのは、現在の震度階級が導入された1996年以降、初めてのことです。 この地震をうけ、18日夜に臨時会合を開いた、政府の「地震調査委員会」は… 地震調査委員会 「震源の深さから、沈み込むフィリピン海プレート内部で発生した地震と考えられる。南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が、平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は、観測されていない」 「大規模な地震の発生の可能性は高まっていない」としながらも、「引き続き“備え”を続けてほしい」としています。 (4月18日放送『news zero』より)

 

 

 

 地震

政府 地震調査委員会 南海トラフ地震“特段の変化観測されず”

17日夜遅く、愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測した地震について、政府の地震調査委員会は「南海トラフ地震が起きる可能性がふだんと比べて高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」と評価したうえで、巨大地震の切迫性が高い状態は続いているとして、日頃からの備えを呼びかけました。

 
 

政府の地震調査員会は18日、臨時の会合を開き、17日午後11時すぎに発生した豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震について分析しました。

その結果、豊後水道では今も活発な地震活動が続いているとした一方、現時点では周辺で地殻変動の観測データなどに顕著な変化は確認されていないと指摘しました。

また、今回の震源付近では今月11日ごろから「低周波地震」と呼ばれる小規模な地震活動が確認されていましたが、ふだんから起きている現象で震度6弱を観測した地震の前後で活動に変化はないということです。

こうしたことから「南海トラフ地震の想定震源域で起きた地震であるが、大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」と評価しました。

 
 

委員長を務める東京大学の平田直名誉教授は「あくまでもふだんと比べて特段の変化を示すデータを得られなかったという評価をしただけで、南海トラフ地震は何の前触れもなく起きる可能性が高いため安心してはいけない。いつ巨大地震が起きてもおかしくないということを思い出し、耐震化などの備えを進めてほしい」と話しています。

 

 

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 地震

気象庁「南海トラフと関係調査するマグニチュードの基準未満」

17日午後11時14分ごろに愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測した地震について、気象庁の原田智史 地震津波監視課長は、18日午前1時10分から開いた記者会見で、「揺れの強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているので、今後の地震活動や雨に十分注意してほしい。今後1週間ほどは最大震度6弱程度の地震に注意が必要で、特に今後2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くある」と呼びかけました。

また、南海トラフ地震との関連については「想定震源域内で発生した地震だが、南海トラフ地震との関係を調査するマグニチュードの基準未満だ」と述べました。

マグニチュードを6.6に 震源の深さを39キロに更新 気象庁

17日午後11時14分ごろ、愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測した、豊後水道を震源とする地震について、気象庁は、観測データを詳しく解析した結果、▽地震の規模を示すマグニチュードを6.4から6.6に、▽震源の深さを50キロから39キロに更新しました。