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時事通信

ガザに原爆投下を 米下院議員が発言

ティム・ウォルバーグ米下院議員(共和党)=2018年6月、ワシントン(EPA時事)

 

 【ワシントン時事】ティム・ウォルバーグ米下院議員(共和党)が最近の集会で、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで、ハマス打倒のため原爆を投下するべきだとの見解を示唆したことが分かった。

 

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 米メディアが31日までに報じた。  SNSに投稿された音声によると、ウォルバーグ氏は「(ガザへの)人道支援にびた一文も使うべきではない」と強調。「長崎や広島のようにすべきだ。速やかに済ませよう」と語った。  米地方紙デトロイト・ニュースによれば、ウォルバーグ氏の事務所は発言について、イスラエルによるハマスの排除を支援することを訴えた例えだと説明した。  ウォルバーグ氏は中西部ミシガン州選出で、現在8期目。ガザでは、食料不足など人道危機が深刻化しているだけに、同氏の発言は波紋を呼びそうだ。