日刊IWJガイド・非会員版「米戦闘機F35-Aへの核爆弾搭載を正式認定! 米国の核兵器専門家は『欧州における(対ロシアでの)戦術核兵器の準備が整った』と明言!」2024.3.12号~No.4172

 

おはようございます。IWJ編集部です。

 

 米軍事ニュース専門サイト『ブレイキング・ディフェンス』は、3月8日、「第5世代のステルス戦闘機F-35Aに、核爆弾を搭載することが、正式に認定された」と報じました。

 

※EXCLUSIVE: F-35A officially certified to carry nuclear bomb(BREAKING DEFENSE、2024年3月8日)

https://breakingdefense.com/2024/03/exclusive-f-35a-officially-certified-to-carry-nuclear-bomb/

 

 『ブレイキング・ディフェンス』によると、F-35統合計画局(JPO)の広報担当者が声明で「F-35Aは、通常兵器と核兵器(B61-12熱核重力爆弾)の両方を搭載できる『二重対応』航空機として認証された」と、正式に発表したのことです。

 

 姉妹機種である、短距離離陸・垂直着陸型のF-35Bと、艦上発射型のF-35Cには、この核搭載認証は適用されません。

 

 この『ブレイキング・ディフェンス』の記事によると、現在、核兵器搭載が認定されている戦闘機は、「F-16A/B、F-16C/D、および一部のNATO諸国が使用するPA-200トルネード」であり、F-35Aは「1990年代初頭以来、このステータス(核搭載認定)を達成した最初の新しいプラットフォーム(戦闘機または爆撃機)」とのことです。

 

 この記事は、「二重対応(通常弾と核弾頭のデュアルユース)の航空機は、爆撃機、潜水艦、地上発射型大陸間弾道ミサイル(ICBM)からなる従来の核三本柱と並ぶ、抑止力のもう一つの要素として機能し、欧州諸国からは、ロシアの侵略を阻止する重要な部分とみなされている」として、次のように報じています。

 

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php