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医療ミスで胃に人工肛門と提訴 成田赤十字病院側に賠償求める

東京地裁、東京高裁などが入る裁判所合同庁舎=東京・霞が関

 

 

 2022年に千葉県成田市の成田赤十字病院で受けた手術で、誤って人工肛門(ストーマ)を大腸ではなく胃に造設されて精神的苦痛を受けたとして、患者だった70代女性の家族が病院を運営する日本赤十字社(東京都)に計600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが1日、関係者への取材で分かった。提訴は2月27日付。

 

  病院は共同通信の取材に医療ミスを認め「訴状はまだ確認できていないが、当院の不手際により、患者や家族に本来必要のない心配をおかけし、心からおわび申し上げる」としている。