「今回、キックバックされた資金は政治資金収支報告書に記載されず使途も説明されていない。政治資金ではなく個人的な所得である可能性もあり課税の対象になるべきだ」

 

 

自由民主党副幹事長 

松川るい(まつかわるい)

本名 新居 るい(あらい るい)

所属会派
自由民主党
選挙区・比例区/当選年/当選回数
選挙区(大阪府)選出/平成28年、令和4年/当選 2 回
参議院における役職等一覧
令和6年2月2日現在
外交防衛委員会
予算委員会
外交・安全保障に関する調査会
憲法審査会
 

 

 

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「お前達も十分に責任重大」松川るい・丸川珠代議員 裏金問題での“幹部批判”が他人事と非難轟々「なぜか被害者ムーブ」

昨年末から物議を醸している、自民党最大派閥である安倍派の裏金問題。連日のように自民党議員らとカネの問題が報じられ、安倍派は解散も決定された。

 

  【写真あり】問題となったエッフェル塔ポーズの画像(松川るい議員の公式X投稿より) 

 

2月1日、安倍派は最後となる総会を開いた。そこに姿を現したのが、松川るい参院議員(52)だ。同日午後1時過ぎ、自民党本部で記者団に応じた松川議員は「安倍総理に憧れて、私は清和研を選びましたので、このような形で終わったことは、極めて国民の皆様に対してまず申し訳ないですし、安倍総理にも申し訳ない」といい、続けて「ちゃんとけじめをつけるような形にならなければいけない。幹部の責任は重いのではないかと、私は思っています」と上層部を批判した。

 また丸川珠代参院議員(53)も取材に応じ、記者団にこう語った。

 

 「私たち自身も納得していない部分があると思います。責任ある立場の人が何らかの責任をとったと明確に国民に伝わる行動をとるべき」 勇ましく幹部らを糾弾してみせた松川と丸川の両議員だが、まるで他人事のよう――。

というのも松川議員は‘19年から計204万円、丸川議員は’18年から5年間で計822万円を収支報告書に記載していなかったことが発覚している。

 

そもそも彼女たちも裏金問題の当事者なのだ。 不記載が発覚したことについて松川議員は1月23日に「(派閥で)不適切な慣習が長らく続いてきたことによって、私も知らなかった」といい、丸川議員は2月1日、「派閥からノルマ超過分は持ってこなくていいと言われた。

 

資金は(自分の)口座で管理していた」と釈明していた。

 

 当事者でありながら、まるで他人事のように幹部らを非難した2人。

 

Xでは、呆れる声がこう上がっている。

 

《他人事では無い 貴方もおんなじことした事実を認めて そこまで言うなら自分自身行動せよ》 

《自民党裏金問題。収支不記載の張本人である丸川珠代議員や松川るい議員が、他人事のように派閥幹部の責任を追及しているけど、バグってるのかな。自身は政治的責任も法的責任も一切とる気が無いのに? 強メンタルですね》

《松川、丸川。本当に酷い奴らだな。全部上層部に責任押しつけか?お前達も十分に責任重大だろ》 《本当に。不正を行った本人たちがなぜか被害者ムーブなの、まったく理解ができません》

 

 

 

 

市民グループ 安倍派幹部ら10人の告発状提出 “所得税の脱税”

 政治資金NHK

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、市民グループは1日、安倍派から所属議員側にキックバックされた資金は課税の対象となる議員個人の所得にあたり所得税の脱税の疑いがあると主張し、安倍派の幹部や所属議員ら10人に対する告発状を東京地方検察庁に提出しました。

一連の問題を受けて安倍派「清和政策研究会」は1月31日、おととしまでの5年間で、パーティー収入から議員側の95の政治団体に支出した合わせて6億7654万円を政治資金収支報告書に記載していなかったと発表しています。

この問題で市民や弁護士のグループは1日、安倍派から議員側にキックバックされたパーティー収入は非課税の政治資金ではなく議員個人の所得にあたり、所得税の脱税にあたる疑いがあると主張し安倍派の幹部7人や、政治資金規正法違反の罪で起訴されている衆議院議員の池田佳隆被告(57)ら合わせて10人に対する告発状を東京地方検察庁に提出しました。

政治団体への寄付やパーティー収入などの政治資金は原則、非課税とされていますが、告発者の代理人の弁護士は記者会見で「今回、キックバックされた資金は政治資金収支報告書に記載されず使途も説明されていない。政治資金ではなく個人的な所得である可能性もあり課税の対象になるべきだ」と主張しています。