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1/27(土) 10:45朝日新聞デジタル

 

自民・高鳥氏と細田氏、500万円超不記載 安倍派から還流5年分

 自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、清和政策研究会(安倍派)に所属する高鳥修一衆院議員(比例北陸信越ブロック)と細田健一衆院議員(旧新潟2区)は26日、パーティー券の販売ノルマを超えて集めた分について派閥から還流を受け、政治資金収支報告書に収入として記載していなかったことを明らかにした。

【写真】細田健一氏

 高鳥氏の事務所によると、還流は資金管理団体にあり、2018~22年の5年間で計544万円だった。事務所の経費と人件費に247万円を充てたという。「高鳥本人の関与は全くなかった」としている。

 細田氏の事務所によると、細田氏側も資金管理団体で18~22年の5年間に計564万円の還流を受けた。細田氏個人の寄付金として「自民党県第2選挙区支部」の口座に振り込み、支部の活動費に使ったという。

 収支報告書に記載しなかった理由についてはともに「派閥からの指示に従った」とし、今後訂正するという。高鳥氏事務所は「なお一層襟を正し、郷土と国家のために仕事に取り組む」とし、細田氏事務所は「皆さまからの信頼が回復されるよう真摯(しんし)に努力する」としている。(井上充昌)

朝日新聞社

 

 

 

 

「派閥が」「秘書が」 安倍派議員らの釈明相次ぐ 自身の責任は…?

 
安倍派の総会を終え、報道各社とのオンライン取材で話す江島潔参院議員

自民党派閥の政治資金パーティー収入をめぐる事件で、東京地検特捜部が19日に刑事処分を発表した直後から、議員らが不記載を釈明する動きが相次いでいる。謝罪を口にはするものの、「派閥が」「秘書が」と述べ、自身の責任への言及は少ない。

 事実上の捜査終結で釈明したのは、清和政策研究会(安倍派)所属の議員が目立った。各議員とも政治資金収支報告書の修正に言及した。

 同派の江島潔参院議員(山口選挙区)は19日夜、オンラインで記者会見。2022年までの5年間に、派閥パーティー券の販売額のうちノルマを上回った計280万円の還流を受けていたと明らかにした…