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米国外で製造された農機交換部品数千点を「米国製」と偽装…クボタ北米法人に3億円の罰金

 

 【ニューヨーク=小林泰裕】米連邦取引委員会(FTC)は26日、農業機械大手クボタの北米法人が、トラクターなど農機の交換部品を米国産と偽っていたとして、200万ドル(約3億円)の罰金を科したと発表した。米国産の表示規則違反では、過去最高額の罰金になるという。

 

 FTCによると、クボタは少なくとも2021年以降、米国外で製造されていた数千点の交換部品を「米国製」と表示していた米国の雇用や経済に貢献していると消費者に印象づけようとしたとみられる。クボタの北米法人は、罰金に同意している。

 

 クボタは1999年にも、米国外で製造した部品を使ったトラクターを「米国産」と表示したとしてFTCに提訴されている。クボタは当時、不適切な表示をしないことに同意していた。

 

 

 FTCによると、クボタは少なくとも2021年以降、米国外で製造されていた数千点の交換部品を「米国製」と表示していた米国の雇用や経済に貢献していると消費者に印象づけようとしたとみられる。クボタの北米法人は、罰金に同意している。

 

 クボタは1999年にも、米国外で製造した部品を使ったトラクターを「米国産」と表示したとしてFTCに提訴されている。クボタは当時、不適切な表示をしないことに同意していた。

 

 

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米当局、クボタに制裁金200万ドル 「米国製」と虚偽表示

米連邦取引委員会(FTC)は26日、クボタの北米現地法人であるクボタノースアメリカコーポレーションに対し、200万ドル(約3億円)の制裁金を支払うよう命じたと発表した。主力製品のトラクターなど農機の交換部品を、海外で製造したにもかかわらず、「米国製」と虚偽表示していたという。同様の案件としては過去最大の制裁金となる。

FTCによるとクボタノースアメリカ社は少なくとも2021年から、数千点に及ぶ交換部品で虚偽表示していた。米国外に製造拠点を移転したにもかかわらず、米国製の表記を変更していなかった部品もあった。

制裁金に加えて、米国で製品の最終組み立てや加工をしていると証明できない限り、今後は米国製との表記を禁じると命じた。米国製と表記する製品についても、部品や製造工程が海外由来なのかを開示する必要がある。

FTCは26日の声明で「米国製という虚偽表示は消費者と誠実なビジネス慣行を欺くものであり、今後も厳正に対処していく」とコメントした。クボタノースアメリカ社はFTCの制裁に合意している。

 

 

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2024年01月27日06時33分

クボタ、米当局に3億円支払い 部品を「米国製」と虚偽表示

 【ニューヨーク時事】米連邦取引委員会(FTC)は26日、クボタの北米法人が部品の原産地に関する虚偽表示を認め、200万ドル(約2億9600万円)の制裁金の支払いに応じたと発表した。農業機械などの交換用部品の一部を「米国製」と偽っていたためで、同様の問題を巡る制裁金としては過去最高額という。