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【日刊日刊IWJガイド・非会員版「『文春』に性加害スキャンダルを告発された『お笑い界の頂点』ダウンタウンの松本人志氏が『裁判に注力したい』と活動休止を表明!」2024.1.9号~No.4118】

 

■はじめに〜『週刊文春』によって性加害スキャンダルを告発された「お笑い界の頂点に君臨する」ダウンタウンの松本人志が、「裁判に注力したい」と活動休止を表明! 吉本興業も「当該事実は一切なく、名誉毀損。法的措置を検討する」と発表! フジTV、日テレ、テレ朝、TBSや電通など、吉本の主要株主は、社会的責任を果たすよう吉本興業に要求すべき!

 

 「お笑い界の頂点に君臨する」とも言われる、吉本興業所属のお笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志氏と後輩芸人らによって、2015年に行われた性加害問題を、『週刊文春』がスクープしました。

 

 『週刊文春』は、12月27日発売の1月4日・11日合併号で、『文春オンライン』は、年末の12月26日、27日、28日、年が明けた1月5日(2本)と連続で、松本人志氏の性加害スキャンダルを暴露しました。

 

※《呼び出された複数の女性が告発》ダウンタウン・松本人志(60)と恐怖の一夜「俺の子ども産めや!」(週刊文春、2023年12月26日)

https://bunshun.jp/denshiban/articles/b7696

 

※《参加女性が続々告発》「全裸の松本人志がいきなりキスしてきて…」「俺の子ども産めや!」1泊30万円の超高級ホテルで行われた「恐怖のゲーム」(文春オンライン、2023年12月26日)

https://bunshun.jp/articles/-/68103

 

※「全裸の松本人志がいきなりキスしてきて…」「俺の子ども産めや!」1泊30万円の超高級ホテルで行われた「恐怖のゲーム」《吉本興業は否定コメント発表》(文春オンライン、2023年12月27日)

https://bunshun.jp/articles/-/68165

 

※《新証言》松本人志と吉本興業への徹底反論 参加者A子さんが「馬鹿にされた気分」「心の底から怒り」小沢からの「脅迫」も明かす(文春オンライン、2023年12月28日)

https://bunshun.jp/articles/-/68180#goog_rewarded

 

※松本人志「君みたいな真面目な子に俺の子どもを産んでほしいねん」2人目告発者B子さん「駄目です、駄目です」と抵抗しても「セックスが駄目なら…」と(文春オンライン、2024年1月5日)

https://bunshun.jp/articles/-/68214

 

※松本人志と「恐怖の一夜」B子さんの告発第2弾&交際男性の怒り「芸能界に絶望しPTSDに悩まされ…」「松本さんが、また会いたいと言っています」飲み会後の“性行為”勧誘メール(文春オンライン、2024年1月5日)

https://bunshun.jp/articles/-/68215

 

 吉本興業は1月8日、ホームページ上に「松本人志の今後の活動に関するお知らせ」と題して、松本氏の活動休止を公表しました。

 

 吉本興業は「このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました」とした上で、「このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました」と、表明しています。

 

※松本人志の今後の活動に関するお知らせ(吉本興業、2024年1月8日)

https://www.yoshimoto.co.jp/info/1374/

 

 『週刊文春』による一連の報道は、松本人志氏のほか、後輩にあたるスピードワゴン(ホリプロの子会社ホリプロコム所属)の小沢一敬氏が女性を手配する「女衒(ぜげん)」役を務め、松本氏の身辺の世話などをするため、松本氏と常に行動を共にしている放送作家のX氏らが、性加害事件に関与していた、と指摘しています。

 

 松本氏らが「部屋飲み」と称して、女性たちとの性的な関係をもつことを目的として開催したパーティーの会場となったのは、六本木の高級ホテル「グランドハイアット東京」でした。15階のスイートルームの「グランドエグゼクティブスイートキング」は、1泊約30万円だということです。

 

 小沢氏は、パーティーに参加する女性たちを集める際に、「ものすごいVIPとの飲み会」だから「絶対にドタキャンはしないように」と誘い、「VIP」の名前を明かさなかった、ということです。

 

 小沢氏がスイートルームに集まった女性たちに「今から本当にすごい世界的な人が来るから。誰が来るか、当ててごらん」などというと、1人の女性が「ビートたけしさん?」と言い、小沢氏は「さすがにそれは行き過ぎ」と苦笑した、ということです。

 

 ビートたけし氏は、1989年『その男、凶暴につき』に映画監督としてデビュー、1997年には、映画『HANA-BI』が、第54回ヴェネツィア国際映画祭で、日本作品として40年ぶりとなる金獅子賞を受賞し、世界的な評価を獲得しました。

 

 松本氏も、ビートたけし氏に触発されたのか、2007年に『大日本人』で映画監督としてデビュー、2009年に『しんぼる』、2011年に『さや侍』、2013年に『R100』と続けて映画を制作していましたが、興行はもうひとつ、評価も伸びませんでした。

 

 作家・お笑い評論家のラリー遠田氏は、2018年に『東洋経済』に発表した記事で、ダウンタウンは、1997年に『ごっつええ感じ』が終了した後は、人気が低迷し、なんとか立ち直ったが、2010年ごろに再び人気が低迷したと分析しています。

 

※松本人志が失敗重ねて達した唯一無二の境地 2度の低迷期を乗り越えた「笑いのカリスマ」(東洋経済オンライン、2018年9月2日)

https://toyokeizai.net/articles/-/235578

 

 松本氏は、ダウンタウンの人気が低迷したことから、映画監督としての活動に賭けたのでしょうか。残念ながら、ビートたけしのような「本当にすごい世界的な人」になることは叶いませんでした。

 

 しかし、その後松本氏は、起死回生の復活をとげます。ラリー遠田氏によると、きっかけは、2016年にAmazon Prime Videoで配信開始された『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』でした。

 

 今回、『週刊文春』がスクープした、松本氏らの性加害疑惑は、『ドキュメンタル』が始まる前の低迷期に起きていたことがわかります。

 

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