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2023年12月13日 21時45分東京新聞

裏金疑惑で萩生田光一政調会長が辞任の意向…地元で怒り沸騰「説明責任果たせ」、自民市議も「危うい」

 自民党の萩生田光一政調会長は、所属する自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑を受け、政調会長を辞任する意向を固めた。地元・東京都八王子市では、有権者の批判の声が上がった。年明けには市長選(1月21日投開票)が迫る。党都連会長を務める重鎮の不祥事に、関係者は厳しい表情を見せた。

◆旧統一教会問題でも「何も説明せず続投」

 市内で暮らす金山健太朗さん(71)は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関連が取り沙汰された際、萩生田氏が「何も説明せずに続投していた」ときの対応と重なるという。今回も同様に「説明責任を果たしていない」と語気を強めた。

 60代の女性は「もう議員をお辞めになった方がよい」と苦笑い。「物価高で生活が苦しい人にも寄り添わず、自分たちだけいい思いをしている」と指摘した。

 

衆院本会議で内閣不信任決議案の採決で投票を終えて議席に戻る自民党の萩生田政調会長(左)と森山総務会長

 1月の市長選は、石森孝志市長が不出馬を表明。これまでに無所属新人の3氏が名乗りを上げるなか、萩生田氏は、自民、公明が推薦する元都幹部(59)を全面支援している。

◆1月に控える八王子市長選への影響は

 自民市議の一人は「今、萩生田さんが前面に立つのはマイナスイメージでしかない」と声をひそめる。東京・多摩地域では9月の立川市長選以降、首長選や都議補選で自民系候補が3連敗している。「保守王国の八王子も危うい。危機感を持ち、一丸となって取り組んでいるときに痛手だ」と肩を落とした。

 ある自民都議は、市長選への影響について「地元では知名度があり、しっかり活動している」と擁護するが、「いわゆる無党派層にどう見られるか」と不安も漏らす。別の都議は、武蔵野市長選(12月24日投開票)など、年末年始に行われる選挙に向けても「決してプラスにはならない」と険しい表情で語った。(昆野夏子、三宅千智)

◆臨時国会を終えた安倍派の衆院議員たちは…

 臨時国会最終日の13日、裏金問題で揺れる国会で、安倍派の衆院議員2人に、多額の裏金問題が浮上している身内の現状について聞いた。

 午後5時前の散会後、議場から出てきた菅家(かんけ)一郎議員=比例東北ブロック選出、4期=は取材に「地元には適正に対応していると伝えている」と自身の潔白を強調。その上で、「しかるべき時期に立て直し、信頼される会派にしていかないといけない。こういう問題が出たことを踏まえ、党運営や制度の見直しを含めて、自民党そのものを改革していく必要があるのではないか」と話した。

 

国会議事堂(資料写真)

 議員会館から外に姿を見せた同じく安倍派の佐々木紀議員=石川2区選出、4期=は今週末は石川県に戻る予定という。有権者や支援者にどう説明するのか尋ねると、「捜査中の話なので結論めいたこともわからない。ご迷惑、ご心配をおかけしていることをおわびする。全容解明した上できちんと対処しますと(伝える)」と述べた。今回の問題については慎重に言葉を選びながら「ボタンの掛け違いみたいなところだと思う。法令を守って、日頃から襟を正して適正にやっていくしかない」と語った。

◆野党議員「いわば脱税が常態化していた」

 一方、立憲民主党の牧義夫議員=比例東海ブロック選出、7期=は「非常にお粗末な話。罪の意識もなかったのではないか。いわば『脱税』が常態化していたのはおごり以外の何物でもない」と批判。その上で「安倍派一掃みたいな、自民党内の権力闘争の側面があると思う。派閥の問題と矮小(わいしょう)化するのではなく、自民党そのものの問題だ。今こそ野党が一つにならなきゃだめだ」と語気を強めた。(浜崎陽介)

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