有料ネット広告は、自民党の選挙方針なのでしょうか？
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江東区・木村区長「提案は別の人から」虚偽説明か 柿沢衆院議員が広告勧める
東京・江東区の木村弥生区長の陣営がネットで有料広告を出したとされる事件で、広告は柿沢未途衆院議員の提案だったにもかかわらず、区長は当初、別の人から提案を受けたと虚偽の説明をした疑いがあることがわかりました。 江東区の木村区長の陣営は今年4月の区長選の際、ユーチューブ上に投票を呼びかける有料広告を出した公職選挙法違反の疑いで東京地検特捜部から捜査を受けていて、江東区が地盤の柿沢未途衆院議員は区長に広告を勧めたことを認め、法務副大臣を辞任しています。 木村区長は当初、8月の記者会見などで陣営スタッフから提案を受けたと説明していましたが、その後の関係者への取材でこの説明が虚偽だった疑いがあることがわかりました。区長は広告をスタッフに任せたと説明していて、関係者は「自身の責任追及を避ける狙いがあったのでは」と話しています。
TBSテレビ
共同通信
議員会館会議室を手配したのは柿沢氏秘書か
東京都江東区長側が有料のインターネット広告をユーチューブに掲載した公選法違反事件で、撮影場所になった議員会館の会議室を手配したのは柿沢未途衆院議員の秘書とみられることが2日、関係者への取材で分かった。
共同通信
ネット広告議員会館で撮影 柿沢氏側が手配か
東京都江東区の木村弥生区長（58）側が4月の区長選の期間中、有料のインターネット広告をユーチューブに掲載した公選法違反事件で、広告に使われた動画は東京・永田町の議員会館の会議室で撮影されていたことが2日、関係者への取材で分かった。掲載を提案した自民党の柿沢未途衆院議員（52）＝法務副大臣を辞任＝側が会議室を手配したとみられ、東京地検特捜部は柿沢氏の関わりは大きいとみて調べる。
柿沢氏は、他のネット広告の事例を踏まえ「効果がある」「うまく活用しているところがある」などと木村氏側に説明し、広告の掲載が決まったという。
関係者によると、柿沢氏は撮影に立ち会っていない。
議員会館で動画撮影 柿沢氏側が会議室を手配か 有料ネット広告事件
初登庁した木村弥生・東京都江東区長（左）と握手する柿沢未途衆院議員=2023年5月1日
東京都江東区長選で初当選した木村弥生区長（58）の陣営が、選挙中に違法な有料ネット広告を掲載したとされる事件で、動画は東京・永田町の国会議員会館内で撮影され、自民党衆院議員の柿沢未途（みと）・前法務副大臣（52）の事務所が会議室を手配したとみられることが、複数の関係者への取材でわかった。
柿沢氏の具体的な関与をうかがわせる証拠になる可能性がある。公職選挙法違反の疑いで調べている東京地検特捜部が実態解明を進めている。
木村氏側の説明によると、問題の広告は6秒の動画で、木村氏の映像に「木村やよいに投票してください」という文字を組み合わせていた。今年4月の選挙期間中、動画投稿サイト「ユーチューブ」で流され、38万回近く再生された。広告費は約14万円で、木村氏名義のクレジットカードで支払われたという。
関係者によると、撮影は柿沢氏の事務所が予約した国会議員会館の地下会議室で行われたという。木村氏、陣営スタッフ、撮影者ら数人が参加し、複数のパターンの動画を撮影したという。
朝日新聞社