〈緊急セミナー〉

歴史の忘却に抗して――パレスチナにおけるジェノサイドを見すえながら、危機の時代における人文知の役割を問う

 

日時:10月27日(金)19時~21時

場所:文学部校舎2階 第3講義室   https://maps.app.goo.gl/7S8KyJd5EG8McydT6

発言:岡真理(早稲田大学文学学術院)

   +駒込武(京都大学教育学研究科)

   +小関隆(京都大学人文科学研究所)

   +小山哲(京都大学文学研究科)

  ※登壇者は変更の可能性があります。

  ※事前申込不要、参加費無料

中継:https://twitcasting.tv/iwj_areach1

趣旨:

パレスチナにおけるハマースの攻撃を契機として、惨事に見舞われた衝撃を背景としながら流言飛語や、惨事に便乗した言説が産出され、あらたな集団殺戮を正当化しています。

2001年の9・11事件を契機としてアメリカは「テロとの戦い」を掲げてアフガニスン、イラクへの軍事攻撃を行いました。そのような歴史を、今こそ思いおこす必要があります。

日本の歴史の中でも、台湾・霧社において先住民族セデックが周到に準備した武装蜂起を「首狩りの再発」として貶めた上で、毒ガスまで利用してジェノサイドを実行しました。

今日の惨憺たる世界は、こうした歴史の忘却の上に成り立っています。歴史の「忘却」ないし「否定」は人文知の否定であり、人文学研究者がまさに声を上げるべき問題です。

主催:自由と平和のための京大有志の会

問い合わせ: info@kyotounivfreedom.com