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10月06日 18時20分
記録的大雨 千葉県内の住宅被害2339棟
先月8日の記録的な大雨で、千葉県内では住宅被害が2300棟あまり、農業への被害額が35億円7000万円にのぼったことが県のまとめで分かりました。
千葉県は、先月8日の記録的な大雨による県内の被害状況をまとめ、6日発表しました。
それによりますと、けが人は軽傷が千葉市と市原市であわせて5人でした。
このうち市原市では、90代の女性が自宅近くの山が崩れて下半身が土砂に埋まり軽いけがをしました。
住宅の被害は、全体で2339棟にのぼっています。
全壊が、茂原市と長南町であわせて4棟、半壊が茂原市で163棟、長南町で23棟など6つの市と町であわせて203棟、一部損壊が、長南町で11棟、鴨川市で9棟など14の市と町であわせて51棟確認されました。
また、床上浸水は茂原市で536棟、大網白里市で64棟、山武市で35棟など、県内17の市町村であわせて709棟、床下浸水が23の市町村であわせて1372棟となっています。
また、農林水産業では県内の33の市町村で被害が出て、被害額はあわせて35億7000万円にのぼっています。
このうち農地や農道、農業用の水路への被害が27億5000万円あまり、にんじんやねぎの浸水被害など農作物への被害が2億4000万円あまりなどとなりました。
県は今後も被災した人の生活再建に向けて支援を続けていくことにしています。