政府も地方自治体も、個人情報

 

 

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

信越放送

高校生ら1700人分の個人情報流出の可能性 高校教諭が「ウイルス感染」にだまされる

 国際運転免許証日付書き換え無免許で事故を起こしたELTの処分も

 

長野県教委は、県立高校で生徒などおよそ1700人分の個人情報が流出した可能性が否定できない事案があったと発表しました。

 

 県教委によりますと、北信地区の県立高校で8月20日、勤務中だった教諭の個人の携帯電話に「料金未払い」の連絡が入りました。

 

 教諭が伝えられた電話番号を公用パソコンで検索したところ、ウイルスへの感染を示す警告画面と電話番号が表示されたため、電話をして指示に従った結果、遠隔操作されたということです。 

 

公用パソコンには、生徒や職員などあわせておよそ1700人分の個人情報が入っていたということで、県教委は、流出の可能性を完全には否定できないとしています。 

 

内堀繁利教育長: 「非常に重く受け止めている」

 「どういう行為がダメなのか具体性を持ったものを含めて、個人情報の扱いについて徹底していきたい」 

 

一方、県教委は、中信地区の高校に勤務していた35歳の外国籍の男性ALT=外国語指導助手を無免許運転で物損事故を起こしたとして、停職1か月の懲戒処分としました。 

 

男性ALTは、今年5月10日の旅行中に、木曽地域の国道19号で物損事故を起こし、その際、国際運転免許証の有効期限が切れていて、無免許運転が判明しました。

 

 有効期限は2021年の1月25日から1年間でしたが、21年11月に入国した際に、22年の1月25日からと書き換えた上に、期限が切れた後もおよそ1年3か月にわたって通勤を含めた公務などで運転をしていたということです。

 

信越放送