【そもそも解説】沖縄戦で何が起きた 住民巻き込んだ「地獄」の戦場
木村司
最後の激戦地
ウチナー〈沖縄〉いくさ〈戦、軍〉
Ucinaaikusa
米軍の上陸作戦
悲惨な戦争のはなし
昭和43年ころ 証言
終戦から30年過ぎ
互いの体験を語り始めるようになった…
46中26の市町村で、戦争体験に特化した証言集作成
次世代に残そう
テープ 映像で記録し続けている
アメリカ統治下の様子
アーカイブ
十分に活用されているとは言えない
顔写真 地図 6年後には 予算不足で
身近な体験者へって・・・
新たな動き
アーカイブと学校をつなぐこと
沖縄戦の継承活動
玉城さん
学芸員
読谷村
豊見城市
平和の礎
20万人を 超えた犠牲者
28年前、戦争体験者 「2度と戦争しないと誓った」のに
戦争を2度と繰り返してはならない!
デジタル
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「来週にも医療崩壊」沖縄の医療関係者危機感 コロナ、全国で拡大
国立感染症研究所で分離に成功した新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真=国立感染症研究所提供
厚生労働省は23日、全国約5000の定点医療機関から報告された12~18日の新型コロナウイルスの患者数が1医療機関あたり5・60人だったと発表した。前週比1・10倍で、増加傾向が続いている。特に沖縄県の感染状況は深刻で、救急医療の制限を余儀なくされている。同県の医療関係者は「入院が必要な人が入院できなくなる医療崩壊が来週にも起こり得る」と危機感を募らせる。
沖縄県の12~18日の患者数は1医療機関あたり28・74人で、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行した直後から1カ月あまりで4・73倍に急増した。県によると、新型コロナの入院患者数は500人を超え、今年1月の第8波を既に上回っている。
県立中部病院感染症内科・地域ケア科の高山義浩医師は「市中での感染拡大に加え、医療従事者の感染による人手不足と、院内感染によって医療逼迫(ひっぱく)が進んでいる」と指摘する。さらに、5類移行で県による入院調整がなくなったことも医療逼迫に拍車をかけているといい、「患者が救急医療機関に集中しないよう、症状やリスクに応じて、自宅や施設で療養を続けたり、地域の病院で治療したりするなどの整理が必要だ」と訴える。
沖縄県は21日、救急医療を守るため、県民に検査キットや解熱剤を事前準備し、軽症者は救急受診を控えるよう求めた。高山医師は「発熱などの症状がある人はイベントや飲み会に出かけないなど感染拡大防止に協力してほしい。重症化リスクが高い高齢者は、今の流行状況では人と集まるのを控えてほしい」と呼びかけている。【金秀蓮】