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別路線に列車誤進入 駅係員が切り替えミス 東京メトロ

 23日午前8時35分ごろ、東京メトロ小竹向原駅(東京都練馬区)で、副都心線の小手指発元町・中華街行き急行列車(10両編成)が、並走する有楽町線の線路に誤って進入した。

 

  他の列車との衝突や接近はなく、次の千川駅で乗客全員を降ろした。  東京メトロによると、両路線の線路は小竹向原駅で並行して走っている。列車の進入先を決めるポイント制御は機械で自動化しているが、当時はダイヤの乱れがあり、駅の係員が手動で行っていた。係員は「有楽町線に進む列車と見誤った」と話しているという。 

 

 このトラブルで両路線は最大約20分遅れ、約1500人に影響が出た。

 

  同社は「ご迷惑をおかけしましたことを深くおわびする。信号の設定を担当する全社員に、改めて基本動作の指導、徹底を行い再発防止に努める」とコメントした。