あの、超キケンで 超怖い つづら折りの碓氷峠 旧道
事故後、日弁連シンポジウムに尾木氏とスタッフさんも参加されていました
人の命を最優先にした日本と世界を
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尾木直樹氏「人の命を最優先にした社会に」 軽井沢のスキーバス事故
長野県軽井沢町のスキーバス転落事故の判決を受け、記者会見する(左から2人目から)田原義則さん、大谷慶彦さん、池田彰さんら遺族たち=長野市で2023年6月8日午後5時12分、前田梨里子撮影
◇誰も責任取らない社会であってはならない 2016年1月に長野県軽井沢町で大学生ら15人が死亡、26人が重軽傷を負ったスキーバス事故で運行会社社長ら2人に実刑判決が言い渡されたことを受け、ゼミの教え子4人を亡くした法政大名誉教授の尾木直樹さんが8日、報道機関にコメントを発表した。
全文は以下の通り。
2人に「禁錮」の実刑(社長3年、運行管理責任者4年)という判決が出たことは画期的だ。過去、バス事業者の社長ら経営陣が業務上過失致死傷罪に問われたことはなく、時間はかかったが、今回のようにあまりにもずさんな管理をしてきた法人や経営者らの刑事責任を問うことができたことは高く評価したい。
15人ものかけがえのない大切な命を奪っておきながら、誰も責任を取らないという社会であってはならないはずで、これを機に、大事故が起きた時にはきちんと企業や組織の責任を追及できるように法整備をすべきだ。こうした悲惨な事故を二度と起こさないためにも、人の命を最優先にした交通政策、社会の実現を目指していきたい。