日本国憲法と自由権規約違反
【転載記事】
はじめに〜
ゼレンスキー大統領が来日して21日のG7会議に参加!
海外メディアが一斉に報じる!
不正蓄財の天才ゼレンスキーにさらなる支援をしてドブに金を捨てるのか!?
おはようございます。IWJ編集部です。
昨日、19日より広島で開催中のG7サミットに、ウクライナのゼレンスキー大統領が来日し、オンラインではなく、対面参加するという報道が複数の海外メディアからありました。
岸田文雄総理は、18日の時点で、ゼレンスキー大統領は21日午前中にオンライン参加すると発表していました。
※G7サミット、ゼレンスキー大統領が21日にオンライン参加(毎日新聞、2023年5月18日)
https://mainichi.jp/articles/20230518/k00/00m/010/438000c
19日付『フィナンシャル・タイムズ(FT)』は、「ゼレンスキー大統領は、日曜日(21日)に日本の広島で行われるG7会議に参加する予定」だと報じています。
※Volodymyr Zelenskyy to attend G7 summit in person(フィナンシャル・タイムズ、2023年5月19日)
https://www.ft.com/content/41399175-c097-46ab-8463-5d2b3fd2bcc2
ゼレンスキー大統領が来日してのG7参加の目的を、19日付『FT』は、「欧米の支持を強化し、ロシア制裁に加わっていないG7以外の出席者であるインドとブラジルの支持を確保することを目指す」と伝えています。
インドのモディ首相は18日、ゼレンスキー大統領の先手を打つかのように、インドの首都ニューデリーで『日本経済新聞』の単独記者会見に応じました。
19日付『日本経済新聞』によると、モディ首相は「民主主義(IWJ注:G7中心)と権威主義(IWJ注:中露中心)の二極ではなく『グローバルサウスの一員として多様な声の架け橋となり、建設的で前向きな議論に貢献する』と述べた」ということです。
「インドは安全保障上のパートナーシップや同盟に属したことはない。その代わり、国益に基づき世界中の幅広い友人や志を同じくするパートナーと関わりを持つ」
G7か、中露か、どちらの陣営に所属するのか選択を迫り、G7の側ならば、ウクライナへの支援と対露制裁(インドは加わっていない)に加わるべき、という圧力がかけられることを予期したのか、期せずして、ゼレンスキー大統領とそれを支えるG7からの求めに対し、先手を取って「アンサー」した形です。
『日本経済新聞』は、モディ首相は「伝統的な外交方針である『戦略的自律性』を貫く考えを改めて示した」とまとめています。
まさに、このインドの「戦略的自律性」の姿勢こそは、日本が歩むべき道ではないでしょうか。エネルギー資源がなく、食料自給もできない、現代戦では補給路を絶たれると「必敗」の国である日本が、G7の一員として西側諸国と友好を保ちつつも、資源豊かなグローバルサウスの国々ともつきあい、中露との戦争の危険性も回避してゆくことが、長期的に日本がサバイバルしてゆく道となるはずです。
IWJは18日、モディ首相の発言について号外を出しました。ぜひ、そちらもあわせてお読みください。
※インドのモディ首相、G7・中ロ「両陣営と連携」 単独会見(日本経済新聞、2023年5月19日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM18ECA0Y3A510C2000000/
※【IWJ号外】G7広島サミットの招待国、インドのモディ首相が、来日直前インタビューで「民主主義(G7中心)と権威主義(中露中心)の二極」のどちらにつくのか、という選択を拒否!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516087
19日付『ワシントン・ポスト』は、「ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、7カ国首脳会議に直接出席する予定であり、第二次世界大戦の核破壊の舞台となった広島を訪れることで、ロシアがウクライナでの戦争をエスカレートさせる可能性に対する警告を大幅に増幅した」と報じました。
劣化ウラン弾を英国から受け入れ、ロシアが核使用のデッドラインを示しても聞き入れない姿勢を示しているゼレンスキー大統領が、核戦争へのエスカレートを警告する、という『ワシントン・ポスト』のこの記事の表現は、何とも欺瞞的です。
※Ukraine’s President Zelensky to attend G-7 summit in Japan in person(ワシントン・ポスト、2023年5月19日)
https://www.washingtonpost.com/world/2023/05/18/zelensky-g7-summit-hiroshima-japan-ukraine/
他方、19日付『ニューヨーク・タイムズ』は、この来日が事前に準備されていたものであり、狙いはさらなる武器や援助を求めることにあると、ウクライナ高官の証言を引用しています。
「ゼレンスキー氏、G7で来日し武器や援助を求めると政府高官が述べる
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア軍への反撃に向け、地球を半周するような大胆な旅に出る準備をしていた」
※Zelensky Will Travel to Japan for the G7, Seeking Arms and Aid, Officials Say(ニューヨーク・タイムズ、2023年5月19日)
https://www.nytimes.com/2023/05/19/world/europe/zelensky-g7-japan-visit.html
また、19日付『ニューヨーク・タイムズ』は、制裁実施や米国のF16戦闘機の供与といったエスカレーションにつながる議論だけでなく、休戦や平和条約をめぐる交渉の可能性についての議論も含まれると推測しています。
「安全保障上の理由から、ゼレンスキー氏がいつ到着するかは明らかにされなかった。しかし、バイデン大統領をはじめ、日本、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリアの首脳が広島に集結し、今後3日間、ロシアのウクライナ戦争に関するあらゆる問題について話し合うことになる。その中には、制裁の実施、F16戦闘機をキエフに提供するかどうか、休戦や平和条約をめぐる交渉の可能性についての議論も含まれると思われる」
侵略に立ち向かう正義の体現者、民主主義の擁護者として、広島サミットへの来日参加が見込まれるゼレンスキー大統領には、不正蓄財疑惑やオフショア銀行口座の利権などの裏の顔があることを、IWJは報じてきました。これらは、日本の大手メディアが完全にスルーしてきた「タブー」です。
18日深夜に配信したシーモア・ハーシュ氏の新記事に関するIWJ号外で、ハーシュ氏は、ゼレンスキー大統領がイタリアの別荘やオフショア銀行口座の利権を持っていることに言及し、これらはすべて西側では報道されていると指摘しています。
「ある事情通の米国政府関係者は、ハンガリーとポーランドの指導層の中には、ウクライナをモスクワとの真剣な話し合いに参加させるために協力している者がいると教えてくれた。『ハンガリーはこの件のビッグプレーヤーであり、ポーランドやドイツも同様で、彼らはゼレンスキーに歩み寄ってもらおうと努力している』と、その米国関係者は語った。欧州の指導者たちは、『ゼレンスキーがイタリアの別荘やオフショア銀行口座の利権など、持っているものはそのままでいい』と明言している」
こうしたゼレンスキー大統領の居直りぶりと強欲ぶりは、『すべて報道され、米国の情報機関の内部でも飛び交っている』とハーシュ氏は述べているのです。
まさに、西側諸国の中でも、飛び抜けて日本だけが国内のマスコミが作り出す幻想の情報空間の中で、ゼレンスキー大統領は、今も「侵略者と戦う民主主義国家の英雄」とされているのです。
ウクライナ紛争を終わらせるためにも、ゼレンスキー大統領の亡命を望む声が隣国の東欧諸国の中にあり、その場合、ゼレンスキー大統領が不正に蓄財したタックスヘイブンの資産や、イタリアの別荘の保有を認めようという話もささやかれているとハーシュ氏は伝えています。それほどまでに、ゼレンスキーの不正蓄財は、西側ですら、「常識」になっている事実なのです。
※【IWJ号外】シーモア・ハーシュ氏の新記事「ウクライナ難民問題」をIWJが仮訳! ウクライナから近隣国への難民の問題が、停戦に向かうよう、静かな圧力をかけている! 2023.5.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516044
シーモア・ハーシュ氏は4月の時点で、ゼレンスキー大統領とゼレンスキー政権による西側からの支援金の横領額は4億ドル(554.6億円)以上に上ると指摘しています。
「ある中央情報局(CIA)の分析官による試算では、昨年(2022年)に(ゼレンスキー政権によって)横領された資金は、少なくとも、4億ドルに上っている。別の専門家は、『ウクライナから専門的な監査報告が出ることはないだろうが』、キエフの汚職のレベルは、アフガン戦争における汚職レベルに近づいていると、比較している」
※【IWJ号外】シーモア・ハーシュ氏新記事! ゼレンスキー政権による横領は4億ドル以上! 無策のバイデン政権と米情報機関の信頼関係が崩壊、ウクライナ国境に集結する米軍はロシア軍と対峙するのか?2023.4.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515474
ゼレンスキー大統領のイタリアの別荘について調べると、イタリアの現地新聞『イル・ティレノ(Il Tirreno)』の非常に興味深い記事がヒットします。
この記事は、「ゼレンスキーのヴェルシリア別荘の『不都合な』入居者は旧ソ連出身」というタイトルで、ゼレンスキー大統領がイタリアのヴェルシリアに保有する別荘を、旧ソ連出身の50歳代の女性がその夫と夏の間一カ月借りていた、というのです。
※E dell’ex Urss l’inquilina “scomoda” della villa versiliese di Zelensky(Il Tirreno、2022年9月2日)
https://www.iltirreno.it/toscana/2022/09/01/news/e-dell-ex-urss-l-inquilina-scomoda-della-villa-versiliese-di-zelensky-1.100083308
「ウクライナ大統領ゼレンスキーの別荘に入居しているロシア人は、フォルテ・デイ・マルミで休暇を過ごすのは初めてではない。したがって、彼女がヴェルシリアに到着したことは、何も新しいことではありません。しかし、不思議だったのは、彼女がヴォロディミル・ゼレンスキーの豪華な別荘を選んで借りたという事実である。54歳の彼女はソ連で生まれたとされているが、世界中を旅しているので、二重のパスポートを持っている可能性がある。
『イル・ティレノ』は、ウクライナ大統領の別荘の(夏の)借主が旧ソ連生まれであることを確認できる、彼女の身分証明に関する文書を入手している。家賃を仲介したのか、ロシアに本社がない会社を通してだったかどうかは別問題である。確かなのは、8月、この女性は別荘で休暇を過ごし、プールで友人をもてなし、ビーチに行き、自転車を借りて、VIPタウンであるヴェルシリアに出入りする人々の最高の伝統のように過ごしたということである。
別荘では、建物のレンタルを独占的に管理する代理店の同じオーナーが、ロシア語を話すゲストについて、ロシア人の友人たちが通りかかると、あいまいに認めた」
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php