ギリシャでは鉄道網の老朽化が問題になっていたとされる。
鉄道職員の労働組合は2日に全土で24時間のストライキを実施した。
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【ローマ共同】ギリシャ中部ラリサ近郊で起きた列車同士の正面衝突事故で、消防当局は2日、死者が少なくとも46人に上ったと明らかにした。ギリシャメディアが報じた。行方不明者も複数人おり、犠牲者が増える可能性がある。
ミツォタキス首相は1日のテレビ演説で「この悲劇は人為的ミスによるものだ」と述べ、専門家らによる調査委員会の設置を表明した。捜査当局は、運行管理に関わっていたとされるラリサの駅長を逮捕し、詳しい事故原因を調べている。
ギリシャでは鉄道網の老朽化が問題になっていたとされる。鉄道職員の労働組合は2日に全土で24時間のストライキを実施した。
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TBS NEWS
乗客が深夜に約3時間閉じ込められる JR川越線で単線に上下電車が同時乗り入れ、約600mまで接近 埼玉
きのう夜、埼玉県のJR川越線の単線となっている区間に上下2本の電車が同時に乗り入れ、およそ600メートルまで接近して停止しました。 JR東日本によりますと、きのう午後9時50分ごろ、埼玉県川越市とさいたま市にあるJR川越線の南古谷駅と指扇駅の間で、上下2本の電車が同時に単線区間に進入しました。 双方の電車は直前の赤信号で停止しましたが、およそ600メートルの距離まで接近したということです。本来、上下の電車は駅ですれ違うことになっていますが、そのためのホームの信号機が赤の表示になっておらず、JR東日本は原因を調べています。 この影響で車内にいたおよそ200人の乗客は、運転が再開されたきょう午前1時ごろまでおよそ3時間、車内に閉じ込められました。
TBSテレビ
(c)AFPBB News
ギリシャ列車事故、原因は「人為的ミス」 衝突の瞬間とみられる映像
【3月2日 AFP】ギリシャで先月28日夜に起きた列車衝突事故について、キリアコス・ミツォタキス(Kyriakos
Mitsotakis)首相は1日、「悲劇的な人為的ミス」が原因だった可能性が高いと述べた。死者は少なくとも38人と、同国史上最悪の列車事故となった。
事故が起きたのは中部ラリサ(Larissa)近郊。旅客列車が貨物列車と正面衝突し、客車2両が大破、1両が炎上した。消防当局によると、38人の死亡が確認された他、57人が病院に搬送され、うち8人が集中治療を受けている。複数の行方不明者もいるという。
ミツォタキス首相はテレビ放送で、「事故は悲劇的な人為的ミスが主因だったことがあらゆる面から示されている」と説明。原因の徹底調査を表明した。 コスタス・カラマンリス(Kostas Karamanlis)インフラ・運輸相は事故直後に辞表を提出。警察は過失致死の疑いでラリサの駅長を逮捕した。ただ鉄道労働組合は、事故が起きた路線は何年も前から安全上の問題が指摘されていたとして、駅長は罪をかぶせられたにすぎないと反発している。
映像前半は列車が衝突した瞬間とみられる映像、公営テレビERTより提供。後半は事故現場、1日撮影。(c)AFPBB News