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アメリカ システム障害で一時国内線全便の出発見合わせ

アメリカではFAA=アメリカ連邦航空局のシステム障害の影響で日本時間の11日夜、一時、国内線のすべての便の出発が見合わせとなり、1100を超える便が欠航したと伝えられるなど、空の便に影響が出ました。

FAA=アメリカ連邦航空局は日本時間の11日夜9時15分、システム障害の影響で国内線のすべての便の出発を日本時間の昨夜11時まで見合わせるよう指示を出したと発表しました。

その後、システム障害の復旧が進み、FAA=連邦航空局は日本時間の11日夜11時前、指示は解除されて全米で運航が徐々に再開されていると発表しましたが、一時、国内線のすべての便が出発を見合わせる事態となりました。

アメリカのAP通信はこの障害の影響で日本時間の12日午前2時までに1100を超える便が欠航し、7700を超える便に遅れが出たと伝えています。

ニューヨークのラガーディア空港では、搭乗する予定の便の出発が遅れ、疲れた表情で出発を待つ人の姿が見られました。

南部サウスカロライナ州の自宅に帰宅する予定の便が1時間、遅れたという女性は「びっくりしました。きょう家に帰れないのではないかと思いました」と話していました。

また、子どもとともに南部ジョージア州から数時間遅れでニューヨークに着いた女性は「少し疲れています。悲しくて気がめいります」と話していました。