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56歳警部が署内で実弾1発誤射 けが人なし 警視庁東京空港署
警視庁は9日、東京空港署警備課の女性警部（56）が署内で誤って実弾1発を発射したと発表した。けが人はいなかった。 署によると、警部は勤務終了後の同日午前0時20分ごろ、署内地下1階の職員用通路にある専用の作業台で拳銃から弾を抜く最中に誤射した。左脇下に装着したホルスターから拳銃を取り外そうとした際、台の縁にぶつかり、暴発したとみられる。弾は台を貫通して床上で見つかった。近くに男性署員がいたがけがはなかった。女性警部は「ホルスターが固く、力いっぱい引っ張ってしまった」と説明しているという。
同署の池田安夫署長は「拳銃の適正な取り扱いについて指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。【秋丸生帆】
