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南日本新聞
馬毛島で見つかった旧石器時代の遺跡 防衛省が工事実施を通知 鹿児島県教委「粛々と取り扱い協議」
石器とみられる遺物が見つかった現場=2022年10月、西之表市馬毛島(市教育委員会提供)
米軍機訓練移転と自衛隊基地整備が計画される鹿児島県西之表市馬毛島で見つかった旧石器時代の「八重石(やえいし)遺跡」に関し、防衛省は5日、県教育委員会に対して周辺の「周知の埋蔵文化財包蔵地」(包蔵地)で工事を実施すると通知したと明らかにした。両者の協議を経て、発掘調査を行う場合がある。
【写真】【関連地図】馬毛島の自衛隊基地整備計画と「八重石遺跡」の位置
通知は文化財保護法で定められた手続きの一つ。今後の協議で、遺跡の概要把握のため県教委による予備調査を行うか決める。工事で遺跡を損傷すると判断されれば、県教委は国に発掘調査を実施するよう勧告できる。
包蔵地の範囲は約1万3000平方メートル。周辺では滑走路や駐機場などの整備を予定する。遺跡の規模や重要性など調査の結果次第では、工事に影響が出る可能性もある。
通知は昨年12月21日付。熊本防衛支局から西之表市教委経由で県教委に届いた。防衛省は「法に基づき適切に対応する」、県教委は「粛々と埋蔵文化財の取り扱いを協議する」とそれぞれコメントした。
南日本新聞 | 鹿児島