2022年 第53回釜ヶ崎越冬闘争 三角公園ステージの様子をYouTubeで配信中

https://youtube.com/@user-rx1bv1xw8d

こちらのYouTubeチャンネルで 12月30日15時から配信中

 

 

【第53回釜ケ崎越冬闘争への協力要請】

 

 コロナ禍とウクライナ戦争、急激な円安ドル高に翻弄された2022年、そして輸出大企業のために強引な円安基調を造ってきた元総理大臣は射殺され、それを契機に当人とその政党がカルト宗教団体(旧統一教会)と不可分ともいえるほど癒着していることが暴き出され、円安はとどまるところも知らずに物価の急激な高騰を引き起こし、労働者・市民の生活を直撃したまま終わろうとしています。

 一部財界・政治家の利権のための政策‐東京オリンピックは強行され、同様の25年の大阪万博はカジノに反対する住民投票を求める民意も無視して進められ、渡航の規制も緩められ、外国人観光客も増えて、第8波のコロナ感染拡大を迎えてきています。

 

 労働福祉センターの建て替え問題は、安心して働き生活できる地域社会を造ろうとする私たち労働者とのせめぎ合いはようやく(大阪府に)8千平米の労働施設を造らせるところまでこぎつけ、大阪市には千平米の地域コミュニティセンターを造らせ、さらに地域の行政施設を跡地に作らせる働きかけが続いています。これは時代の流れに対応できなくなっていた建設日雇のみの労働施設から、高齢者でも派遣の非正規雇用労働者でも女性でも子どもを抱えたひとり親家庭の方でも求職できるような施設を目指しています。

 

 12月14日のセンター立ち退き裁判の判決をもって大きく動き出す気配を見せています。その際に立ち退きを余儀なくされる仲間たちをどのように守っていくのかが課題となることでしょう。一連の行政、まちづくり会議の動向は、労働者住民の大衆行動にかかっています。

 

 こうした状況の中で今年も越冬闘争は闘われます。私たちは「釜ヶ崎へ行けば何とかなる」という想いに応え続けてきたこの街の良さ(多くの人たちの想い)=「伝統」を守ることによって、今この街に暮らすなかまと共にこれからも流れ着くであろうなかまたちを守っていければと思います。

 

 今年の越冬闘争も目の前でなかまたちが餓死・凍死するのを防ぐとともにこの街がすべての個人ひとりひとりにとってやさしく住みやすい街となるように人権と平和を求めてそれに反するような行政施策、国の政治を見据えながらなかまたちの団結を創り出し、声を上げていく越冬闘争になればと願っています。

 これまで同様、皆様の温かいご支援をお願いいたします。

 

また、2022年12月28日から2023年1月4日までの越冬期間中の現場でのご支援もよろしくお願いいたします。

 

■資金で協力

越冬闘争では、毎年多額の資金が必要となります。現在も、越冬実行委員会では、資金集めに奔走しております。厳しさを増すこの経済状況にあって、心苦しい限りではありますが、釜ヶ崎の運動・取り組みに関心を寄せる多くのみなさまに、資金協力をお願いしたく思います。

【振込先】①みずほ銀行 難波支店 普通口座 1387094

釜ケ崎実行委員会代表山田実

②ゆうちょ銀行 記号14110番号33722521

【 他金融機関から振り込みの場合】

③ゆうちょ銀行 418支店 普通預金3372252

④郵便振替口座00960-4-108331

②③④は、名義:釜ケ崎実行委員会

 

■物資で協力

越冬闘争では、次のような物資が必要です。みなさまのご協力をお願いいたします。

□マスク、消毒用アルコール、消毒用ティッシュなど

□毎日の炊き出しに使う、米、もち米、お米券、調味料、野菜、その他食料

□冬の寒さをしのぐための、寝場所、医療パトロールで使う、寝袋、衣類 (成人男性用、防寒着、下着、靴下、カイロなど)

□その他、石鹸、タオルなどの日常生活用品

【 物資の送付先】〒557-0004大阪市西成区萩之茶屋1-9-7

第53回釜ケ崎越冬闘争実行委員会(代表 山田 実)

電話:06-6632-4273

第53回釜ケ崎越冬闘争実行委員会

https://www.facebook.com/kamajikkou