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クリスマス大雪、新潟で人的被害拡大 45人死傷、高齢者が半数
強風とともに雪が降り、大荒れの天気となった新潟市中心部。左上に見えるのは信濃川=新潟市中央区で2022年12月23日午後3時17分、露木陽介撮影
冬型の気圧配置が強まった23日、新潟県内は再び雪に見舞われた。新潟地方気象台によると、24日昼にかけて、中下越の山沿いを中心に警報級の大雪となる可能性がある。県などの関係機関は高速道路の通行止めなど対策を検討するとともに、大雪に伴う人的被害が拡大しているとして注意喚起している。 【車が立ち往生した新潟県柏崎市の国道8号】
県によると、23日午後3時までに、雪による死傷者は計45人(18日以前の2人を含む)が確認され、うち26人が65歳以上の高齢者だった。
死者は新たに1人が確認され、計5人となった。
19日に小千谷市で、70代男性が流雪溝の除雪作業中に倒れて心肺停止状態で搬送され、死亡した。
「雪が小康状態となった時に除雪作業する機会が多いと思うが、『一人でしない無理をしない、落雪・転落気をつけて』を合言葉に気を付けてほしい」。県危機対策課の酒井公生課長はこう呼び掛けている。
停電は一部地域で続いており、東北電力によると、23日午後4時現在、柏崎市約400戸▽新発田市200戸▽佐渡市約2700戸――など計約3300戸となっている。
新潟地方気象台によると、24日午後6時までの24時間降雪量はいずれも多い所で、山沿いは中下越で90センチ、上越で60センチとなるほか、平地は中下越で40センチ、上越で20センチ、佐渡で30センチと予想される。警報級の降雪が予想され、同じ所に雪雲がかかり続けた場合、範囲が拡大する恐れがある。 大雪に備え、北陸地方整備局とNEXCO東日本は23日、磐越道の安田インターチェンジ(IC)―津川IC間の上下線で通行止めを実施する可能性が高いと明らかにした。午後7時段階で未確定だが、実施すれば、並行する高速道路や国道も同時に通行止めにするのが原則とされるため、国道49号の一部区間が通行止めになる可能性がある。また、国道7号も村上市の一部区間を通行止めにする可能性があるという。
◇「早くから情報提供を」自治体訴え
一方、地元自治体からは、情報共有の重要性を指摘する声が出ている。小千谷市の宮崎悦男市長は23日の定例記者会見で「高速道路を止めるのであれば、結論からではなく早い段階から情報提供してほしい」と訴えた。 関越道が通行止めとなり国道17号などで立ち往生が発生した20日、市は40人態勢で夜を徹して物資の供給や健康状態の確認などを行った。だが、市へは通行止めが始まった後の19日午前8時20分に連絡が入り、ファクスで知らされたという。
宮崎市長は「県道や市道にも負荷がかかった。例えば1、2時間前に通行止めの可能性があるとか事前情報があると、かなり手の打ち方が変わってくる」と指摘した。【池田真由香、内藤陽】 ◇雪下ろし「12月に何度も、珍しい」
大雪に伴い災害救助法が適用された魚沼市の守門、入広瀬両地区で、地元の福山除雪組合による雪下ろしが行われた。
要援護世帯の馬場春男さん(86)方では23日、組合員2人が作業にあたり、住宅の屋根に積もった高さ約1メートルの雪を片付けた。馬場さんの妻トシエさん(78)は17日にも行ったばかりだといい、「例年は10回以上、雪下ろしをするが、12月に何度もするのは珍しい。たくさん積もらないうちに降ろしてもらい、ありがたい」と感謝した。
同組合の西村暁良代表(56)は「冬季間、屋根雪を心配する高齢者世帯は多い。可能な限り出向いて作業を続けていく」と話した。【板鼻幸雄】
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名古屋で8年ぶりに“積雪10cm”…東海3県は平野部でも『大雪』に 東海道新幹線で最大約50分の遅れ
東海3県は平野部でも大雪となり、名古屋では8年ぶりに10センチの積雪を観測しました。 (リポート) 「午前8時前の名古屋駅前です。自転車のサドルを見てみると10センチほどでしょうか。雪が積もっているのがわかります」 名古屋では明け方から雪が降り始め、午前9時ごろに10センチの積雪を観測し、8年ぶりに10センチ以上の雪が積もりました。 名古屋駅にいた人: 「ここまで降るとは思わなかったんで、これから仕事なんですけど会社まで無事たどりつけるか不安ですね」 名古屋駅にいた人: 「東京から来たんですけど、こんなに降ってると思わなくて。これから犬山行こうと思っていたけど…」
東海3県の積雪は午前11時現在、郡上市・長滝で78センチ、白川村で64センチ、岐阜市で10センチとなっています。 岐阜県の一部地域に大雪警報が出ています。愛知県の尾張東部、尾張西部に出ていた大雪警報は午前11時40分ごろ解除されました。
午前11時半現在、高速道路は東名・名神高速や中央道、名古屋高速、名二環などで通行止めの区間があります。
また東海道新幹線で、最大でおよそ50分の遅れが出ているほか、在来線なども一部区間で運転を見合わせています。
気象台によりますと、雪のピークは過ぎましたが、25日午前6時までの24時間に降る雪の量は、岐阜県の山地で50センチ、平地で30センチなどと予想されていて、路面の凍結などに警戒が必要です。