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十勝地方やオホーツク地方を中心に道内で6180戸停電

 

 

北海道電力によりますと、23日午前11時10現在、道内では十勝地方やオホーツク地方を中心にあわせておよそ6180戸が停電しているということです。
100戸以上が停電しているのは

▼十勝地方の

▽帯広市でおよそ910戸、

▽大樹町でおよそ540戸、▽清水町でおよそ150戸、▽幕別町でおよそ140戸、

▽広尾町でおよそ130戸、▽豊頃町でおよそ110戸、

 

▼日高地方の▽えりも町でおよそ1150戸、

 

▼釧路地方の▽白糠町でおよそ190戸、▽釧路市でおよそ130戸、

 

▼オホーツク地方の▽紋別市で1090戸、▽興部町でおよそ220戸、▽雄武町でおよそ140戸、▽清里町でおよそ140戸、▽佐呂間町でおよそ100戸、

 

▼根室地方の▽別海町でおよそ130戸、▽中標津町でおよそ110戸、

 

▼宗谷地方の▽枝幸町でおよそ130戸です。
 

北海道電力は原因を調べるとともに、復旧作業を進めています。

【幕別町で電柱倒れる】
大雪となっている十勝の幕別町の国道では電柱などが倒れて道路をふさいでいて、警察官が通行する車を周辺の道路に迂回させるなど対応にあたっています。
幕別町の国道38号線の猿別川の止若橋の近くで23日朝、電柱と渋滞の状況を感知するセンサーのついた柱が倒れました。
電柱などは折り重なるように倒れて国道をふさいでいて、23日朝から警察官が出て、通行する車を周辺の道路に迂回させるなど対応にあたっています。
警察によりますと、センサーがついた柱が倒れた際に走行していた軽乗用車とぶつかる事故が起きたということですが、けがをした人はいないということです。

【帯広市では】
22日からの大雪の影響で帯広市内では23日午前11時現在、郊外でおよそ910戸で停電が発生しています。
市内では雪の着雪により電線が垂れ下がっていたり、信号機の電気が消えていたりするため、車が対向車と道を譲り合って走る様子が見られました。
停電が発生している帯広市豊西町の70代の女性の住宅では、トイレは流せるものの、家の照明やテレビはつかない状態になっています。
女性の家ではIHクッキングヒーターを使っているため電気が通らず、停電が長引く可能性も考え、ガスコンロを用意したということです。
女性は「いろいろ準備はしましたが頭が混乱しています。胆振東部地震以来、大きな停電がないところです。停電が長引かないでほしいです」と話していました。
北海道電力ネットワーク帯広支店によりますと、電線に重たい雪が着雪したことなどにより断線が発生しているということで職員を現場に派遣し原因を特定したうえで、工事などの対応にあたっています。