子どもにかかわる資格なし

 

 福井大学 子どものこころの発達研究センター教授による査読偽装 

 

 千葉大、金沢大、浜松医大の元教授も関与 計6本に

 

 

 

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北陸放送

「不適切な行為があった」調査委 論文の取り下げを勧告 福井大教授が査読に関与

 

第三者の専門家が論文を読み、問題点や改善点を報告する査読について、福井大学の教授が自身の論文の査読に関わったとされる問題で、大学の調査委員会は、合わせて6本の論文に不適切な行為があったとする調査結果を公表しました。 

 

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査読に関する不適切な行為をしていたのは、福井大学 子どものこころの発達研究センターの友田明美教授で、調査委員会によりますと、学術誌に投稿した論文の査読者からメールで依頼を受け、自身の論文の査読コメント案を作成したということです。査読を行ったのは千葉大学の教授や元金沢大学の教授ら3人で、3人は友田教授から返信されたコメント案を利用して出版社に査読の結果を提出し、論文が掲載されました。

 

このうち千葉大学の教授は6本の論文のうち5本の査読を行っていました。

 

 調査委員会は査読に関して、6本の論文で不適切な行為があったと結論付けたうえで取り下げを勧告。福井大学は今後、友田教授に対する処分を検討することにしています。

北陸放送

 

 
※査読(さどく、英: peer review、ピア・レビュー)とは、学術雑誌に投稿された論文を、その分野を専門とする研究者が読んで内容の妥当性などをチェックし、掲載するか否かの判断材料にする評価や検証のことである。 研究助成団体に研究費を申請する際のそれも指すことがある。
 
 
毎日新聞 2022/12/20 03:00

金沢大、浜松医大の元教授も関与 福井大査読偽装、計6本に

 

福井大子どものこころの発達研究センターがあるキャンパス=福井県永平寺町で6月、岩間理紀撮影

福井大子どものこころの発達研究センターがあるキャンパス=福井県永平寺町で6月、岩間理紀撮影

 福井大教授が、査読を担った千葉大教授と協力し、投稿した学術論文の査読に自ら関与する「査読偽装」をした問題で、金沢大と浜松医大の元教授も査読者として査読偽装に関与していたことが関係者の話でわかった。福井大の調査委員会は、この2人についても不適切な行為に関与したと認定した。

 調査委は、浜松医大の元教授が査読者になった論文1本についても査読に操作があったと新たに認定。査読偽装の論文は計6本になった。

 論文を投稿したのは、福井大子どものこころの発達研究センター長の友田明美教授。千葉大社会精神保健教育研究センター副センター長の橋本謙二教授と協力して査読偽装をしたと調査委が認定したことが判明している。

 論文の作成に関わった研究者によると、友田教授は他にも、…