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ツイッターが複数の米記者のアカウントを凍結 マスク氏「家族を危険にさらすことはできない」

 

 米ツイッターは15日、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)などに関する情報を発信している、複数の米ジャーナリストのアカウントを一斉に凍結した。  ツイッターの代替SNSとして注目されている「マストドン」のツイッターのアカウントも凍結された。マスク氏はツイッターをめぐり、言論の自由を強調してきたが、運営方針について批判が強まりそうだ。

 

  アカウントを凍結されたのは、米紙のニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト、CNNテレビの記者やフリーランスのジャーナリストら。マスク氏は14日に自分の自家用ジェット機を追跡するアカウントを凍結。「他人のリアルタイムの位置情報を公開するアカウントは凍結される。これには、リアルタイムの位置情報を含むサイトへのリンクの投稿も含まれる」などと投稿していた。

 

  ジャーナリストの一部は、同アカウントについて記事を書くなどしていたという。マストドンも、マストドン上に開設されたマスク氏の自家用機追跡アカウントについてツイートしていたとされる。米メディア各社は、事前に何も説明がないなどと反発。タイムズ紙は「すべてのジャーナリストのアカウントが復活し、ツイッターがこの行動について納得のいく説明をするよう願っている」などとコメントした。

 

  マスク氏はさらにツイッターに「一日中私を批判することは全く問題ではないが、リアルタイムの位置情報を公開して家族を危険にさらすことはできない」などとも投稿。「私の正確な位置情報をリアルタイムで公開したアカウントの停止をいつ解除するか」というアンケートも実施。

「今」と「7日後」という選択肢を提示したりした。