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2022年12月15日 23:0０
超過勤務手当未払い、外務省が職員6人処分
外相と外務次官が給与自主返納
外務省は15日、給与システムの不備により職員への超過勤務手当の一部が未払いとなっている問題を受け、前人事課長を戒告の懲戒処分にした。官房長や会計課長ら5人も厳重訓戒や厳重注意などの処分とした。今後は未払いの実態を調査し、確認できる時期までさかのぼって支給するとしている。
不備があったのは平日午後10時以降と休日、祝日の勤務に合わせて手当が加算されるシステム。同省によると、前人事課長らは昨年夏に問題を認識していたにもかかわらず、直ちに是正措置を取らなかったという。
同省職員が河野太郎国家公務員制度担当相に問題を通報し、発覚した。
林芳正外相は大臣給与1カ月分を、森健良外務事務次官は俸給月額10%（1カ月）をそれぞれ自主返納する。〔共同〕
林外相と事務次官が給与返納 給与システム不備で 外務省
外務省は15日、給与システムの不備で職員の深夜や休日の勤務手当が正しく支給されていなかった問題を受け、林芳正外相が給与1カ月分、森健良事務次官が俸給月額10％（1カ月）を、それぞれ自主返納すると発表した。
同日付で前人事課長を懲戒戒告とするなどの処分も決定した。