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12月5日(月)​テレ玉ニュース​​​​

官製談合防止法違反などの疑い 三郷市の職員を逮捕

 

 三郷市発注の配水場機械の更新工事に関わる入札で、予定価格に近い金額を業者に漏らした見返りにおよそ11万円相当の接待を受けたとして、県警は5日、官製談合防止法違反と加重収賄の疑いで三郷市の51歳の職員の男を逮捕しました。

 逮捕されたのは、三郷市水道部施設課の宮城真司容疑者(51)です。

 県警によりますと、宮城容疑者は2018年8月の配水場機械設備を更新する工事の入札を巡り、工事の予定価格に近い金額で業者に落札させた疑いが持たれています。

 入札には4社が参加していましたが、宮城容疑者から情報を聞いていた業者は予定価格の4億3996万円に対して、4億3800万円で落札していました。

 宮城容疑者は謝礼として、業者の社員から7回にわたり飲食やゴルフなどあわせて11万円相当の接待を受けていたということです。

 落札した業者については、贈賄罪の時効が成立しています。

 木津市長は記者会見で「職員が逮捕され誠に遺憾。職員の法令順守を徹底し、信頼回復に取り組みたい」と述べました。