岸田文雄首相に任命責任!

総辞職せよ❕

 

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【疑念】今度は“旧統一教会と接点”?秋葉復興大臣、イベント出席追及に「記録ない」

 

「政治とカネ」を巡る疑惑が相次いで指摘されている秋葉復興大臣に旧統一教会との接点が発覚しました。大臣就任前に自民党が行った調査に対しても申告しておらず、野党側は岸田総理大臣に更迭を訴えるなど追及を強めています。  親族への事務所賃料の支払い、報酬を払って選挙運動をさせた公職選挙法違反の疑い。 

 そして、新たに浮上した旧統一教会との接点。様々な疑念を抱えています。

 

  立憲民主党・源馬謙太郎衆院議員:

 

「2021年7月20日、仙台市青葉区内のマンションの一室にある世界平和連合、宮城県連合会に会費2万4000円を支出していたと指摘があり、雑誌購読料だったと訂正したと聞いている」  政治資金収支報告書によりますと、秋葉賢也復興大臣が代表を務める宮城県の自民党支部は去年7月、会費として旧統一教会の関連団体に2万4000円を支払っています。

  8月の就任会見では…。  秋葉賢也復興大臣:「私が認識している限り、旧統一教会が主催している会合に出席したことは一切ございません。当該関係団体に会費を支払ったり、選挙応援を受けたりということも一切ございません」  そして25日。

 

  秋葉賢也復興大臣:「(Q.旧統一教会への資金の支払いが?)今、確認中ですので」  その後、秋葉大臣の事務所はANNの取材に対し、会費ではなく旧統一教会の関連団体が発行する雑誌を1年間、購読した料金だったと回答しました。

 

  立憲民主党・源馬謙太郎衆院議員:「『世界思想』代として1年間。年間2万4000円、1冊はいくら?」  秋葉賢也復興大臣:「事務所に届いているが内容を精読しているわけではなく、1冊あたりの単価までは存じ上げません」

 

  立憲民主党・源馬謙太郎衆院議員:「世界平和連合のホームページを見れば載っている。1冊800円。1年払いだと1万800円。何で2万4000円も払うんですか?寄付したんですか?」  秋葉賢也復興大臣:「報告を受けているところによると、あくまでも雑誌購読としてお願いをされ、その雑誌購読としての費用を支払いしていると聞いている」

  別の接点も指摘されました。旧統一教会関連のイベント出席です。  立憲民主党・源馬謙太郎衆院議員:「大臣の地元の自民党関係者から直接、話を聞いた。『多賀城市で複数回、名取市でのイベントにも出ていた』と言っていた。具体的な日付も記録があると言っていた。2018年12月9日名取市、2020年1月26日仙台国際センター」

 

  秋葉賢也復興大臣:「ご質問のイベントにつきましては出席した覚えがございませんし、事務所に再度、確認をしましたが記録もございませんでした」  再びドミノの牌は倒れるのでしょうか。  立憲民主党・藤岡隆雄衆院議員:「総理は秋葉大臣の更迭はしない?」  岸田文雄総理大臣:「信頼が大事だということだと思う。だからこそ説明責任を果たしてもらわなければならないと考えている」

テレビ朝日

 

 

 

 

秋葉氏と杉田氏、与野党から退場論 「交代2枠あるぞ」のヤジも 河野氏は質問〝ブロック〟

 

河野太郎氏(資料写真)

 

 与野党の攻防が激しさを増している国会で28日、岸田文雄首相が出席して衆院予算委員会が開かれた。当初は脱税疑惑に選挙違反疑惑も浮上した秋葉賢也復興相とマイノリティー批判寄稿を撤回しない杉田水脈総務政務官の任命責任や、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る被害者救済法案を巡って首相が集中砲火を浴びると予測されたが、河野太郎消費者担当相(15区)ら関係閣僚が答弁に割って入り“ブロック”。野党の質問時間浪費を招く守備戦術に、委員会室には「レッドカードだ」「時計を止めろ」と怒号が響いた。

 

  政府与党サイドの救済法案の内容の不備や閣僚更迭を迫った予算委論戦では、激しいヤジが交錯。複数の委員によると、質疑のやりとりすらかき消されがちな騒ぎの中で、ぼやきまじりのヤジも飛んだという。 

 

 「交代2枠あるぞ!」 

 

 サッカーW杯で1試合の選手交代枠は5人まで。

 

今国会では山際大志郎前経済再生担当相、葉梨康弘前法相、寺田稔前総務相の3人が事実上更迭された。ヤジの真意はW杯を引き「あと2人は交代可能」との意味合い。

 

「野党の皮肉か与党の本音か分からない」(与党委員)が、「秋葉復興相と杉田政務官の退場を迫ったものらしい」(同)。与野党双方で2人の退場論が広がっているようだ。

 

  立憲民主党の西村智奈美氏は政府与党の被害者救済法案の実効性などを首相に問うたが、そのたびに河野氏が「さまざま想定される事態に対処できる内容だ。懸念はあたらない」などと説明。首相は「大臣の言う通り」と河野氏の説明をなぞる答弁を繰り返した。

神奈川新聞社

 

 


 

秋葉復興相のうぐいす嬢が証言「秘書は選挙カーに乗っていない」

予算委員会で答弁する秋葉氏。「丁寧に説明する」と言っているが、本誌の取材にはまったく答えようとしない(撮影:共同通信社)

 

岸田文雄首相も、マスクの下で苦笑いするしかなかったのだろう。11月25日の衆院予算委員会。秋葉賢也復興相(60)が昨年の衆院選で、自身の秘書を車上運動員(いわゆる「うぐいす」)として活動させていたことへの見解を問われ、次のように答弁した。 

 

【画像】法相更迭の裏で密かに話題を集めた「北川景子似」美人官僚の存在 

 

「少なくとも、私の記憶するかぎり、自分の秘書を車上運動員として使ったことは、いままで一度もなかったと思います」 当選9回、国会議員として29年目の岸田氏からみても、選挙期間中に、秘書を車上運動員に従事させることは異例だというのだ。 「昨年の衆院選で、秋葉氏が秘書2人に金銭を支払っていたことを『運動員買収』だと指摘した『FRIDAYデジタル』の報道に対して、秋葉氏は11月25日の記者会見で反論しています。その際に明かしたのが、秘書2人への金銭は選挙運動の対価ではなく、公職選挙法で認められた車上運動員としての対価だったというものでした。秘書が車上運動員として活動したという説明は、選挙運動の実務を知っている人間からすれば不自然ではあったが、法令上は確かに認められる内容でもありました」(全国紙政治部記者) 秋葉氏は同じ会見で、本誌の当該記事に関して「事実誤認に基づき記載されている部分もかなりございます」とも指摘している。運動員買収疑惑を全面的に否定したかたちだが、本誌は、秋葉氏の説明と矛盾する新たな証言を得ることができた。その正否を問う前に、これまでの秋葉発言にちりばめられた〝嘘〟を指摘する。 

 

◆”秋葉4号”までいた 「11月25日の予算委員会では、運動員買収疑惑のほかにも、秋葉氏が代表の政党支部が旧統一教会の友好団体に会費を支払っていたことや、秋葉氏の〝影武者〟が選挙運動を行っていたという疑惑も取りあげられました」(同前) 影武者疑惑は、昨年の衆院選で秋葉氏の次男が、秋葉氏の名前入りのたすきをかけて街頭活動を行っていたことが、公選法に抵触するのではないかというもの。野党議員が示した写真の男性について、秋葉氏は次男であることを認めたうえで「(影武者は)ほかには1人もいないと、断言していいと思います」と語った。ところが、秋葉氏の元支援者はこう語るのだ。 「秋葉さんが選挙で影武者を使うのは、彼が県議だった頃からよく知られた話です。県議時代の影武者は実の弟だった。その後、弟さんとは不仲になったのか、衆院議員に初当選した2005年前後から、弟さんが秋葉さんの選挙を手伝う姿を見ることはなくなりました」 実弟の協力が得られなくなった秋葉氏は、新たな手法を考えだしたという。 「後援会関係者のなかから、秋葉氏と同じように眼鏡をかけている人に〝秋葉2号〟に扮するよう求めたのです。秋葉2号に、選挙カーの助手席から手を振らせて有権者にアピールしていた。秋葉さんは身長180センチ近くありますが、選挙カーに乗りこんでしまえば外から背の高さはわからない。そのため極端に太っていなければ2号になる資格があるということだった。秋葉2号が選挙カーに乗るのは、秋葉さん本人が屋内で個人演説会を行っていたり、自宅で休憩していたりするときです。私の記憶では、少なくとも秋葉4号まで存在していた」(同前)

秋葉氏が国会でついた”嘘”

続く秋葉氏の〝嘘〟は、前述した11月25日の会見中の発言にある。秋葉氏は会見で、運動員買収疑惑に関する本誌の取材過程で、秘書に対する取材手法に問題があったと指摘した。秋葉氏の発言をそのまま引用する。 〈私の秘書の活動内容については、先週、夜間に急な電話で取材を受けたことから、選挙期間前に行っていた政治活動や、選挙期間中の車上運動員報酬を受けていない日に行っていた選挙活動と、報酬を受けて車上運動員として活動をしていたことを混同してしまい、不正確な回答を秘書の方で行ってしまったようです〉 果たしてそうか。秋葉氏の公設第1秘書であるN氏と、公設第2秘書のI氏に取材したのは筆者である。その過程を「丁寧に説明」すれば、以下のようになる。 まず筆者は、仙台市内にある秋葉事務所前の路上で、秘書たちが外出先から戻るのを待っていた。乗用車で最初に戻ってきたのはI秘書で、筆者が名刺を差しだして自己紹介すると、I秘書は自身の名刺をとりに車内に戻り、あらためてあいさつを交わした。その際、筆者が「『FRIDAY』で秋葉さんの取材を何度かさせてもらっている」と伝えると、I秘書は「ええ、あなたさまでしたか、いろいろ」と言って笑い、和やかな雰囲気でやりとりが始まった。 また、I秘書は当初、筆者に対して「人によって言うことが違うとあれなので、一応、マスコミ対応というかですね、Nが(広報)対応しているんです。なので、私の方から申しあげることは、ちょっとなにもない」と言った。それを受けて筆者が「昨年の衆院選に関する事実関係だけ確認できれば」と求めると、I秘書が応じて「衆院選の12日間にわたって選挙運動をしていた」という趣旨の発言が語られたのである。

 ◆本当に”動転”していたのか? こうしたやりとりのあと、広報を担当しているというN秘書への取材も求めると、I秘書がN秘書に連絡して、その日の予定を確認した。すると、I秘書は「きょうは(事務所に)戻らないということでしたので、(N秘書から)『なにかありましたら連絡ください』ということでした」といって、N秘書の携帯電話の番号が書かれた付箋を渡されたのだ。 こうして筆者は、I秘書とのやりとりを終えてから10分以内にN秘書に電話している。つまりN秘書は、筆者からの電話がかかってくることを予想できた。また、I秘書から、電話の趣旨についてもある程度は聞きおよんでいたはずである。したがって秋葉氏の言う「夜間に急な電話で取材を受けた」から、〝動転〟して実態と異なる内容を伝えてしまったという説明こそ、「事実誤認」だと考えられるのである。 こうまでしてごまかそうとした運動員買収疑惑について、秋葉氏は前述の予算委員会で注目すべき発言をしている。そのまま引用する。 〈(車上運動員の報酬額について)N秘書には12万円、そしてI秘書に8万円ということが示されております。(中略)まあ、具体的に言えば、N秘書は車上運動員として8日間、そしてI秘書は車上運動員として6日間、活動させていただいておりまして、まあ、適法、法に則って、しっかりとした活動をさせていただいているというふうに認識しております〉 12日間の選挙期間のうち、秘書2人が車上運動員として活動した日数をそれぞれ明言したのだ。この発言を踏まえて、本誌は、昨年の衆院選で秋葉事務所の車上運動員を務めたAさんから話を聞いた。一連のやりとりは、Aさんの自宅のインターホン越しに行われた。

 

――昨年の衆院選で、Aさんは車上運動員、つまり”うぐいす嬢”として活動しましたか。 「ええ、おそらく、●日間程度だったと思います」 

 

――Aさんが選挙カーに乗っているとき、秋葉事務所のNさんやIさんは一緒でしたか。 「いえ、秘書さんは車で、演説会だったり、会場の準備だったりに行っていたので、いなかったです」 ここで、Aさんが車上運動員として活動した日数を伏せたのは、取材源の特定を避けるためである。活動日数に関する検証は後段で行う。 またN、I両氏の名前を挙げた本誌の質問に対して、Aさんは彼らのことを「秘書さん」と自ら語っていたことを指摘しておく。この質問をする前の段階でも、本誌はN、I両氏のことを秘書だとは説明していない。つまり、AさんはN、I両氏のことをよく認識しており、名前を聞いただけで、それが誰のことかわかったのだ。したがって本誌の以下の質問に対しても、別人と勘違いして受け答えをしている可能性はない。Aさんとの一問一答を続ける。

 

 ――Nさんたちは、あるときは一緒に選挙カーに乗っていたり、別のときは乗っていなかったりということだったんですか。 「基本、秘書さんは(選挙カーとは)別でした。自分の車で動いていたので」 

――たとえばNさんたちが選挙カーを先導して、一緒に行動することは? 「それは記憶にないですね。基本は、選挙カーには運転手さんがいたので(秘書が帯同する必要はない)。そういうことはありませんでした」 

――そうすると、Nさんたちが(選挙カーに)同乗したことも一度もなかった? 「私がいた日はありませんでした」 ――Nさんたちが投票を呼びかけるアナウンスをする姿も見たことはないですか。 「そうですね」 

――NさんやIさんは、Aさんたち車上運動員とは別に、個人演説会や街頭演説会の会場設営やその運営をしていた? 「はい、そうです」 ――Aさんが車上運動員として活動した●日間は、それぞれ何時から何時まで従事していたのですか。 「朝8時から夜8時までです」 

――●日間、いずれもそうしたスケジュールだった? 「はい、そうです」 ――Aさんが車上運動員として活動した●日間、NさんとIさんは、1日も選挙カーに同乗したことはなかったということですか。 「ないです。自分たちの車でずっと動いていました」 

 

◆もはや更迭以外ない 

 

ちなみに選挙カーは、候補者1人につき1台のみ使用できる。「そのことは公選法141条1項の条文に明記されています」(宮城県選挙管理委員会事務局)。 ここまでAさんの活動日数について伏せてきたが、選挙運動費用収支報告書やAさんへの取材などから、昨年の衆院選で秋葉事務所が報酬を支払った車上運動員は、全員が少なくとも6日間以上活動したと推定できる。 そこでAさんの証言にしたがって、N秘書たちが6日間、車上運動員の活動をしていなかったとする。その場合、仮にN秘書たちに車上運動員としての活動実態があったとしても、選挙期間が12日間であることから、N秘書たちが車上運動員を務めたのは最大でも6日間ということになる。 ここで、先ほどの秋葉氏の予算委員会での発言を思いだしてほしい。秋葉氏によれば、N秘書が車上運動員として活動した日数は8日間ということだった。これはAさんの証言と矛盾している。本誌の「選挙運動員買収報道」に対する、秋葉氏の反論には明確な〝嘘〟が含まれているのである。 〝秋葉2号〟や、秘書が車上運動員として活動した日数の矛盾について、秋葉事務所に書面で見解を求めたが、期限までに回答はなかった。もはや秋葉氏に「丁寧な説明」など、できないのではないだろうか。

 取材・文:宮下直之(ノンフィクションライター)